宇垣美里、“性的画像”被害経験や葛藤語る

2021/04/23 17:45 Written by Narinari.com編集部

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フリーアナウンサーの宇垣美里(30歳)が、4月21日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」に、週替わりMCとして出演。女性アスリートが直面する“性的画像の被害”について、自身の経験から意見を述べた。

番組はこの日、東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、会場内での禁止行為に「性的ハラスメント目的の疑いがある、選手の写真や映像の撮影」が新たに追加されたことに注目。これを受けて、元バドミントン日本代表の潮田玲子氏と元アーティスティックスイミング日本代表の石黒由美子氏をゲストに迎え、性的画像の撮影・拡散問題を始めとする女性アスリートをめぐる様々な課題について議論した。

潮田氏と石黒氏が現役時代に経験した撮影被害について明かすと、これを聞いた宇垣は「雑誌の表紙など名前があって中を見てみると、すごいタイミングで撮られたものがたくさんある。それが本業ではないのに『表に出る仕事だから』と言われてしまう。アスリートの方もそういうことを背負わされていると思う」とコメント。

続けて「どういう気持ちで撮っているのか分からないので警戒することしかできない。それはある意味、ファンの方や本当に好きでいてくださる人との距離を離すことだなと思う」と葛藤を明かした。

また、石黒氏は「悪質な使われ方をすると、とてもショックだが、この問題は本当に難しい。私たちも思い出を残したいし、たくさんの人に見てもらいたいから、撮影禁止はとても寂しい」とジレンマを語る。

さらに、宇垣は「女性ファンに(褒め言葉を)言われると安心する部分があるけど、男性ファンからだとちょっとだけ構えてしまう部分はどうしてもある。同じ気持ちであったとしても、急に暴力を振るわれたときに女性が負けてしまうので。力が不均衡であるということは絶対に意識するべき」とコメントした。

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