他界した「ブラックパンサー」主演俳優、デジタル復活否定

2020/11/17 01:04 Written by Narinari.com編集部

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マーベルが映画「ブラックパンサー」続編で、故チャドウィック・ボーズマンの姿をデジタル技術で登場させることはないと発表した。

2018年公開の前作でタイトルロールを演じていたチャドウィックは、今年8月、がんにより43歳の若さで他界したが、続編にデジタル映像で登場させるつもりはないそうだ。

マーベル・スタジオの製作部門重役ヴィクトリア・アロンソ氏は、アルゼンチンのクラリン紙のインタビューでこう語る。

「チャドウィックは1人しかおらず、その彼はもう私たちのそばにいないのです」
「わたしたちの王は、残念ながら、フィクションの中だけでなく、現実の中でも死んでしまったのです。ですから、私たちはいかに歴史に戻るか、そしてあまりにも辛く、苦しいこの予期せぬ出来事を称えるべくどう取り組むかについて、少し時間をとっているのです」

そして、チャドウィックへの追悼のかたちについても、注意深く検討する必要があるとして、「どうするかを綿密に検討する必要があるのです。このシリーズをいかに称えるかについても考える必要があります」と続けた。

そして、チャドウィックの妹役を演じたレティーシャ・ライトも先日、チャドウィックなしでの製作は「奇妙に」感じることだろうと話していた。

「まだ私たちはチャドウィックの喪に服してる。彼なしでやるというのは、考えるだけでも変な気分。今はただ深い悲しみに暮れてるから、その中で一筋の光を探そうとしてる」

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