NMB48の10周年ライブに山本彩ら卒業生18人も

2020/10/24 01:46 Written by Narinari.com編集部

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アイドルグループ・NMB48の10周年を祝う「NMB48 10th Anniversary LIVE 〜 心をひとつに、 One for all,All for one 〜」が10月23日、新型コロナウィルス感染症予防対策がとられるなか大阪城ホールで開催され、52人のメンバーに加え、山田菜々、山本彩、渡辺美優紀ら1期生をはじめ、太田夢莉、市川美織など卒業生18人がゲストで登場した。

オープニングを飾ったのは、2011年1月1日に産声を上げた NMB48劇場公演の同タイトル曲「誰かのために」。 冒頭、白間美瑠のアカペラによる歌声が大阪城ホールに響き渡ると、客席に灯るサイリウムが静かに揺れ始めた。そしてステージにメンバーと研究生の52人が登場。全員がずらりと並んだ姿は実に壮観で、この10年でグループが大きく成長したことを物語っていた。

間奏ではキャプテンの小嶋花梨が「この1年、誰も想像していなかった大きな壁にぶち当たりました。皆さんに会えない日々が続きましたが、今こうして、また会えたこと、本当に幸せに感じます」と目を潤ませ、ステージに立てる喜びを語った。

現役メンバーの華やかなパフォーマンスに織り交ぜながら、ステージには続々と卒業生が登場。なかでも「青春のラップタイム」で白間に促され山本彩がステージに現われると、客席のサイリウムが激しく揺れ、会場は大きな拍手に包まれた。山本は、全員を引き連れて花道へ。間奏では新旧メンバーと円陣を組むなどして、会場を一つにしていく。

MCで感想を尋ねられた山本は「半端なく緊張しました。久しぶりだし、こうやってみんなと歌うのは2年ぶりで、しかも大阪城ホールという大きいところだから震えていました」と心境を告白。だが、その後の吉田朱里、白間、小嶋とのトークではリラックスした雰囲気に。その一方で今度は小嶋が緊張した面持ちに。「いろいろ拝見していますが、キャプテンを任せてよかったなと思います」と山本彩からのエールに笑顔を見せた。

「今日のユニットを見ていても、よりカラーが濃くなったと思う。SNSでも情報が入って来るし、辞めた後も目が離せないくらい情報が入るので楽しい」と山本彩、今も NMB48 に注目しているという。そして「10周年ということで、そこには私が知らない2年間があって。その2年間もしっかり自分たちの時間を作り上げていて。10年という月日の長さとか、濃さを感じて、皆さんが続けてくれてすごく嬉しいです」と同期や後輩の活躍をたたえた。

終盤には、「10周年コンサート、濃い、エモいコンサートができたのではないでしょうか。この困難の中、絶対にやるぞと動いてくださったスタッフ、関係者の皆さん、そして会場に足を運んでくださったり、配信を見てくださったファンの皆様、いつもありがとうございます」と切り出した小嶋。

「10周年に京セラドームで公演するという夢を叶えることはできませんでした。そしてさらに、劇場公演や握手会という今まで当たり前だった日常がぱっとなくなってしまって、心が折れかけたこともありました。でも、去年の9周年ライブでお伝えしたように、逃げ出したくなるくらい大きな壁が立ちはだかっても、仲間たちと手を伸ばし続けるといったように、思うようにいかなくても、メンバー、スタッフの皆さんと一緒に今できることは何かと試行錯誤しながら、新しいことにも挑戦して、常にこの期間でも進んでいたと私は思います。NMB48はチャンスが来るのを待つのではなく、自分でチャンスを作って掴んでいるなって、それがNMB48だと改めて思わされました。だからどんなに時間がかかっても、絶対に必ず京セラドームに立ってみせます!」と力強く語り、「7期生という新しい仲間も増えて、 NMB48はまた新しいスタートをきりますが、どの時代を切り取っても『NMB48は最高のグループ』と言われるように頑張ります!」と高らかに宣言した。



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