紗栄子が生活の基盤を栃木・大田原に、牧場運営へ

2020/09/03 06:44 Written by Narinari.com編集部

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モデルでタレントの紗栄子(33歳)が9月2日、Instagramを更新し、殺処分になる馬たちのセカンドライフを築くべく、牧場の運営を始めると報告。生活の基盤を、牧場がある栃木県大田原市に移すと明かした。

紗栄子はこの日、「このたび、アイランドホースリゾート那須という牧場をNASU FARM VILLAGEと新たに名称を変更し、私が代表を務めるThink FUTURE社で運営に携わらせて頂くことになりました」と報告。

そして「殺処分になる馬たちのセカンドライフを築くこと。殺処分となる競争馬たちをこの牧場で引き取り、穏やかな環境でもう一度人と触れ合い、自信を取り戻すことのできるように、“馬を守るための事業”を通して保護馬が新たに輝ける場所を提供したい。人のために頑張って働いてくれた馬たちの余生が幸せであって欲しいと願っています」と、牧場運営を始める理由を説明した。

この牧場は「栃木県の北東部に位置する大田原市」にあり、「私の生活の基盤もこちらへ移し、今この文章も大好きな牧場を見ながら書いています」とのこと。

牧場は「すべてが素晴らしく、保護した馬たちものびのびと暮らしているこの環境はまるで天国のように思える」とする一方で、「牧場運営をしていく中で、たくさんの大きな問題があることがわかってきました」とし、厩舎の老朽化や牧草の手入れなど課題が山積みで、「本来ならば自己資金で安全対策のための設備投資や環境整備をするべきなのでしょうが、あまりにもその費用が大きく、賛同者のご支援なしでは馬を守る事業を進められない」と、クラウドファンディングを開始したことも報告した。  

最後は「わたしはこの牧場が大好きです。ここから見える景色、風の匂い、青い芝を駆け巡る馬たちも動物も、働くスタッフも全て。最低限の運営ではなく、より良い形で、馬たちが安全に暮らし、スタッフが安心して仕事が出来る環境をつくりたい。そしてこの土地からもらった自然の癒しや安らぎの恩返しとして、この地域にしっかりと貢献していきたい。でもそれには、私たちの力だけじゃ、とても遠く及ばない。だから、みなさんの力をお借りしてこの牧場とそこで生きる動物の安全、働く方々の雇用を守りたいです。そして、支援してくれるみなさんと共に、このファームを通じて自然と動物と私たちとの共生、そして地球に優しい選択とは何か?といったことを考えるきっかけとして牧場を継続させていきたいと思います」と想いをつづり、「ぜひ、ご支援をお願い致します」と呼びかけている。

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