「ジュラシック・ワールド」新型コロナ対策に10億円

2020/08/15 03:58 Written by Narinari.com編集部

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「ジュラシック・ワールド:ドミニオン」の製作陣は、撮影再開に向けて、1万8000個の新型コロナウイルス抗体検査キットを注文したそうだ。先月、ロンドンで再開した人気シリーズ最新作の撮影は、万全な新型コロナウイルス感染防止対策の中で行われているそうで、ブライス・ダラス・ハワード、クリス・プラット、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラムらキャスト陣や撮影スタッフは、月・水・金と週3回ウイルス検査を受けているという。

米紙ニューヨーク・タイムズに関係者が話したところによると、ホテル全体を貸し切り、手指消毒剤は150か所に設置、また、セットの使用前には消毒液が噴射されるなどといった感染予防対策の費用は900万ドル(約9億6000万円)にまで上るという。

さらに医師1人が常駐しているほか、セットの入り口には検温ための看護師4人が配置されているそうで、現場に到着した者は、まず貸し切りされたホテルで14日間隔離生活を送り、その後は建物やセット内をソーシャルディスタンスなしで行き来できるといったシステムになっている。

コリン・トレボロウ監督は、全員が一緒の場所で暮らすのは利点であるとして「ローラ・ダーン、サム・ニール、ジェフ・ゴールドブラムや俳優達は皆とても注意深いですよ」「しかし、皆同じ場所にいれば安全と分かっていることが、状況を変えました。彼らがここに来ることに同意していなかったら、何も起こらなかったでしょう」「私達は日曜日、フリスビーの後、その週に撮影する全てのシーンのリハーサルをします。一緒に読み合わせをするんです。セットでは『どうして私のキャラクターはこう言うんですか?』なんていう質問が出がちですが、そういったことは全てそこで話し合うことが出来ます」。

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