来春のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」ヒロインに決まっている女優・清原果耶(18歳)が、初主演映画「宇宙でいちばんあかるい屋根」(9月4日公開)の主題歌を自ら歌唱し、9月2日にリリースすることがわかった。

主題歌のタイトルは「今とあの頃の僕ら」。作詞・作曲・プロデュースを、「強く儚い者たち」や「Raining」などの代表曲で知られ、現在も音楽シーンで圧倒的な存在感を放ち続けるCoccoが担当する。映画を見たCoccoが、主題歌として清原のために書き下ろした楽曲だ。

ちなみに、Coccoが他のアーティストのプロデュースを手掛けるのは、本作が初めて。

清原、Coccoは、本作について、それぞれ次のようにコメントを寄せている。
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― from 清原果耶 ―
Coccoさんが書き下ろしてくださった
主題歌「今とあの頃の僕ら」を歌唱させて頂きました。
とても大切な作品に
広く深く染み渡るような楽曲。
こんなにも素敵な歌を
私が歌ってもよいのだろうか、と考えましたが
つばめを生きた自分だからこそ
届けられる何かが有れば嬉しいなと今は思っています。
レコーディングの際、緊張で固まる私に
「歌は手段だから」と
Coccoさんが声を掛けて下さって
身体中が温かい空気に包まれるような感覚になりました。
Coccoさんの真っ直ぐな目線の先で
「手段」の意味を探しながら
臨んだレコーディングは
何にも変え難い時間でした。
スタッフの皆さまにも支えて頂いて
無事に録り終えることができ、本当に感謝でいっぱいです。
つばめという1人の少女が
生きている “今” にも
この曲を通して少しだけ触れて頂けたら幸いです

― from Cocco ―
映画を見終わるとすぐにつばめちゃんの声が曲にのって聞こえてくるようでした。
私達は皆、傷付け傷付き、愛され愛を求め、そして愛を伝えていく生命活動を
懸命にくり返しながらそれぞれの人生を歩いていくのだというメッセージを、
清原果耶はその圧倒的な透明感をもって見事に歌い上げてくれました。