タレントの中居正広（47歳）が、6月6日に放送されたラジオ番組「中居正広 ON ＆ ON AIR」（ニッポン放送）に出演。先日、芸能界引退を発表した元AKB48・渡辺麻友さんについて語った。

中居と渡辺さんは、音楽番組「UTAGE！」（TBS系）で共に司会を務める形で共演。中居は「まゆゆ引退しちゃったです……。どうしてたのかなあ」と渡辺さんの引退について切り出し、「一番最後に会ったのは去年のUTAGEかな。今年の2月にUTAGEをやる時に、体調が優れずにって欠席されたんですよ」とコメント。

中居は「しっかりやられてた人でしたけれど。あの年齢で。ほとんどしゃべったことがなくて、プライベート的なことをしゃべる機会もなかったですけれど、歌が、僕全然人のこと評価できる立場じゃないんですけれど、歌が上手くなったなって思う時期があったんですよ。まゆゆ、歌がうまくなってきたなって。声が太くなって通るようになった時期があって、声量が増えたねって言う話をしたことがある」と振り返る。

そして「残念って思われる、言われるのが一番つらいと思うのか。よく頑張りましたって言われるのがいいのか、もう思い出さないでくださいって思ってるのかわからないから」と渡辺さんの心情を慮り、「アイドルとして珍しいタイプでした。アイドルってアマチュアなのかプロなのか不思議で、若いって言う時期でないと通用しないジャンル。アイドルって若いうちに推しと環境のおかげで山頂に連れて行ってもらえる。その山頂に行った時に何を感じるか大事なことだと思うんですね。年齢を重ねた時に真価を問われるタイミングがある。まゆゆはAKBの頃からプロ意識を感じた、アイドルの中のアイドル、すごくプロを感じた子だった」と評価し、「お話ししてみたかったな。ありがとうですよね。もうちょっとね、見たかったですね。お芝居とか、見たかった人でした」と渡辺さんの引退を惜しんだ。