チャールズ皇太子「無職は果物や野菜の収穫手伝って」

2020/05/22 05:22 Written by Narinari.com編集部

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チャールズ皇太子が、イギリス国内の無職の人や一時帰休中の人に、果物の収穫を手伝って欲しいと呼び掛けた。皇太子は、新型コロナウイルスの感染拡大が原因で現在仕事がない人に対し、人手を必要としている農業での手伝いを求めるキャンペーン「ピック・フォー・ブリテン」を支援している。

公開された動画の中でチャールズ皇太子はこう話している。

「先が見えない状況の中、私達の日常生活や生活のパターンが困難に直面しています」
「食料、農業の分野もその例外ではありません」
「今年国内にある果物や野菜を収穫するには、軍隊並みの人数が必要となります」

そして、食料は魔法によってできるのではなく、農家のおかげだとした上で、第二次世界大戦中に出征している男性に代わり、女性が農業に従事した歴史を踏まえて、今回のキャンペーンを立ち上げたと説明し、「大変な仕事ですが、作物が無駄になることを避けるためには非常に重要な仕事です」「収穫は初秋までかかります。熱心に取り組んでくれる人々が必要とされています」「作業は地味で大変なものではあります」「しかし、最も重要とされていることであり、このパンデミックにおいて、国のために極めて重要な貢献ができることになります」と続けている。

そんな「ピック・フォー・ブリテン」だが、ウェブサイトが発表されるやいなや、希望者が殺到したため、一時はサイトがダウンするハプニングが起きていた。

新型コロナウイルスに感染したものの軽い症状に留まり回復していたチャールズ皇太子は、先日は、自身の大好きなチーズの産業が同ウイルスのために打撃を受けることのないよう、人々に地元産のチーズを買うよう促していた。

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