ビリー・アイリッシュの「バッド・ガイ」が、2019年に最も売れたシングルであったことがわかった。

国際レコード産業連盟(IFPI)の発表によると、「バッド・ガイ」がセールス、ダウンロード数、ストリーミング数においてトップ、リル・ナズ・Xの「オールド・タウン・ロード」、ショーン・メンデスとカミラ・カベロの「セニョリータ」、ポスト・マローンの「サンフラワー」、アリアナ・グランデの「7リングス」が続くかたちとなっている。

アルバム面では、嵐の結成20周年記念アルバム「5×20 All the BEST!! 1999-2019」が全世界で330万枚のセールスを記録、テイラー・スウィフトの「ラヴァー」による320万枚を上回る結果となっている。
トップ5には、ほかにもBTS(防弾少年団)の「マップ・オブ・ザ・ソウル:ペルソナ」、レディー・ガガらの「アリー/ スター誕生 サウンドトラック」、ビリー・アイリッシュのデビューアルバム「ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?」がランクインしている。
業界全体では昨年、200億ドル(約2兆1400億円)の収益を記録、2005年以来の最高額に。そのうち56.1%がスポティファイやアップル・ミュージックにおけるストリーミング配信によるもので、市場としてはアメリカが1位、日本が2位、イギリスが3位となっている。
一方で、最も売れたアーティストには、2014年以来2度目となるテイラー・スウィフトが輝いた。