女優の吉岡里帆（27歳）が4月4日、自身のInstagramで、亡くなった志村けんさんとの、“忘れられない「大丈夫だぁ〜」な話”を明かしている。

吉岡はこの日、「志村けんさんへ感謝の気持ちを込めて」と長文のメッセージを投稿。志村さんと最後に会ったのは「お正月番組の格付けでした」「収録中も待機時間も終始笑顔で、会場も大爆笑で包まれていました。お元気そうで良かったと…格付けの画面に映らない中での『アイ〜ン』には皆んな大笑いでした」と振り返る。

そして、2016年、初めて志村さんのコント番組「となりのシムラ」で共演したときのことに触れ、「当時現場にも慣れておらず、志村さんは新鮮味を重要視されているから、基本的には“長回し一回チャンス”だと思っていて下さいとスタッフの方からお伝えがありとにかく緊張していました」と、当時の現場の様子をつづる。

「そんな中の初めまして。インタビューで話した事もありますが、スタンバイ前の空き時間、大好きな映画の話をして下さった後『忙しくしてるの？大変かい？多分これからもっと仕事が増えて気持ちが追いつかなくなったり、自分の思っているようにお客さんに伝わらなかったり、苦しい日が来ると思うけど 絶対諦めたり、心腐らせないで。とにかく続けること。辞めないこと。これが大事だね。いつか伝わるから。頑張れ、応援してる』という話をして頂きました」

このエピソードは、吉岡にとって「忘れられない『大丈夫だぁ〜』な話」となったそうで、「大変な時期にかけて貰った優しい言葉というのはどんな事があっても残り続けます」と心に深く刻まれているという。最後に「志村けんさん、ご冥福をお祈りするとともに、心から感謝の気持ちをお伝えします」とつづった。