ラルフ・ローレン、医療用マスク製造へ

2020/03/31 00:26 Written by Narinari.com編集部

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ラルフ・ローレンが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、医療着およびマスクの製造を始める。3月26日の発表によると、アメリカにて25万個のマスクと2万5000個の医療着を作る予定だという。

また、同ブランドが設立したラルフ・ローレン企業基金から、新型コロナウイルスに影響を受ける人々への援助として、1000万ドル(約11億円)が寄付されるようだ。

ラルフ本人からの声明にはこうつづられている。

「我々の企業の中心には常に創造性、自信に繋がる団結の精神があります。最も重要なことはお互いをサポートし合うことですから」
「ここ数週、数か月に渡ってもその精神が揺らぐことは決してありませんでした。あなたが何者であろうと、どこの生まれであろうと我々は繋がっているのです。この危機に自分たちのチームおよびコミュニティを手助けするアクションを起こすのは当然です」

ハーパーズ・バザー誌によると、今回の寄付は、経済的困窮を迎えた同ブランドの関係者およびWHOのCOVID-19ソリダリティー・レスポンス基金へと回されるほか、同ブランドが設立したがん患者のためのピンク・ポニー基金を通し、免疫力が低下して新型コロナウイルスの危険に晒されている人々の救援金ともなるようだ。

今回のパンデミックを受けて、同ブランド以外にも、カナダ・グースが医療に携わる人々へ服を提供、GAPは防護具を制作、LMVHはフランスにて手指消毒剤の製造に乗り出すことを発表している。

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