アカデミー賞最多ノミネートは「ジョーカー」最多11部門

2020/01/14 05:43 Written by Narinari.com編集部

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第92回アカデミー賞ノミネートが発表され、「ジョーカー」が11部門で最多となった。DCコミック最大の悪役の起源を描いた同作は、作品賞をはじめ、ホアキン・フェニックスの主演男優賞、脚色賞、録音賞、音響編集賞、衣装デザイン賞、撮影賞などの候補に挙がっている。

続いては「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」「1917 命をかけた伝令」「アイリッシュマン」が10ノミネートで後を追う。

最高賞となる作品賞を巡っては、上記4作品のほか、「フォードVSフェラーリ」「ジョジョ・ラビット」「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」「マリッジ・ストーリー」「パラサイト 半地下の家族」が争いを繰り広げる。

また監督賞でも、トッド・フィリップス(「ジョーカー」)、クエンティン・タランティーノ(「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」)、サム・メンデス(「1917」)、マーティン・スコセッシ(「アイリッシュマン」)、ポン・ジュノ(「パラサイト 半地下の家族」)と最多候補作品陣が強さを見せた。

一方で主演男優賞は、「ジョーカー」ですでに数々の賞を受賞しているホアキンのほか、アントニオ・バンデラス(「ペイン・アンド・グローリー」)、レオナルド・ディカプリオ(「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」)、アダム・ドライバー(「マリッジ・ストーリー」)、ジョナサン・プライス(「2人のローマ教皇」)が名を連ね、主演女優賞には今回助演女優賞と2部門の候補に挙がっているスカーレット・ヨハンソン(「マリッジ・ストーリー」)をはじめ、シンシア・エリヴォ(「ハリエット」)、シアーシャ・ローナン(「若草物語」)、シャーリーズ・セロン(「スキャンダル」)、レネー・ゼルウィガー(「ジュディ 虹の彼方に」)がノミネートされている。

そして助演女優賞の候補には「ジョジョ・ラビット」でのスカーレットのほか、ローラ・ダーン(「マリッジ・ストーリー」)、キャシー・ベイツ(「リチャード・ジュエル」)、フローレンス・ピュー(「若草物語」)、マーゴット・ロビー(「スキャンダル」)、一方の助演男優賞にはトム・ハンクス(「ア・ビューティフル・デイ・イン・ザ・ネイバーフッド」)、アンソニー・ホプキンス(「2人のローマ教皇」)、アル・パチーノ(「アイリッシュマン」)、ジョー・ペシ(「アイリッシュマン」)、ブラッド・ピット(「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」)が名を連ねる結果となった。

2年連続で司会者なしで進行されることが先日発表された第92回アカデミー賞授賞式は、ドルビー・シアターにて2月9日に開催される。

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