「家族がドライブや車の中で一緒に楽しめる時間を提供すること」を目指している本田技研工業は、“家族のおでかけ事情とSNS”に関する意識調査を実施。その結果を公表した。

この調査は、2人以上の子どもがおり、一番上の子どもの年齢が3〜9歳である30代の男女と、その子どもを対象に実施したもの。

近年、SNS上で自身の子育てに関して発信している人は少なくないが、今回の調査では、家族でのおでかけの様子をSNS（Instagram、Twitter、Facebook）へ投稿するかを質問。その結果、「よく投稿する」「しばしば投稿する」と答えた人の割合は、Instagramで49.9％、Twitterで39.1％、Facebookで40.3％という結果になり、およそ4〜5割の人が、家族でのおでかけの様子をSNSへ投稿していることがわかった。

また、SNS投稿時にハッシュタグをつけるかを聞いたところ、「よくつける」（30.1％）、「しばしばつける」（30.5％）と、6割以上がハッシュタグをつけていると回答。使用したことのあるハッシュタグを具体的に聞くと、「幼稚園ママ」（29.8％）、「親バカ部」（27.9％）、「男の子ママ/女の子ママ」（27.9％）などが上位となった。

さらに、SNS投稿時の写真について確認したところ、一番多かったのは「子どもだけを写した写真」（69.5％）、続いて「子どもが笑っている写真」（52.2％）に。「家族全員を撮影した写真」（41.2％）、「目的地で子どもと自分を映した写真」（35.3％）と比べると、家族でのおでかけの様子をSNSで投稿する時は、子どもたちだけの様子を投稿することが多いようだ。

次に、家族全員で出かける頻度についても質問したところ、「毎週出かける」（41.8％）、「2〜3週間に一度」（26.9％）、「1か月に一度」（18.2％）と、86.9％の家族が少なくとも1か月に一度以上出かけていることがわかった。

そして、直近一年において、家族全員で出かけた場所を聞いたところ、上位は「ショッピングモール」（71.0％）、「公園・アウトドア施設」（68.4％）、「テーマパーク」（65.1％）に。

また、家族全員で行きたい場所や施設について聞いたところ、親は「テーマパーク」（65.4％）、「温泉」（61.5％）、「ショッピングモール」（49.0％）との回答。一方、子どもへのアンケートでは、親と同じく「テーマパーク」（67.2％）が1位になったが、2位以下は「公園・アウトドア施設」（57.3％）、「動物園・水族館」（53.1％）となり、親に人気だった「温泉」や「ショッピングモール」はそれぞれ31.3％、37.0％と低い数値となった。

なお、家族でのおでかけが多いことが、子どもの成長に良い影響を与えると思うか聞いたところ、「とても思う」（57.6％）、「やや思う」（37.3％）と、合計94.9％が、家族で出かけることは子どもに良い影響を与えると考えていることがわかった。