新進気鋭の21歳米人気ラッパーが急死

2019/12/10 02:28 Written by Narinari.com編集部

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ラッパーのジュース・ワールドが死亡した。12月8日、米シカゴのミッドウェイ空港で発作を起こし、21歳の若さで生涯を閉じたと米ゴシップサイト・TMZが伝えている。

ジュースこと本名ジャラド・アンソニー・ヒギンズは、飛行機でカリフォルニアからシカゴに到着後、空港内を歩いている最中に発作を引き起こしたという。警察の報告書によると、救急隊が駆け付けた際、ジュースの口から血が流れていたそうで、その後、病院に駆け込むも、死亡が確認されることとなった。

また、直接の死因及び、発作の原因については現在のところ明らかにされていない。

メジャーなレーベル所属ミュージシャンとしてのキャリアが始まったばかりのジュースだったが、2018年「ルーシッド・ドリームス」でチャート2位を飾るなど、昨年から今年にかけて多くのヒットシングルを世に送り出していた。

また、自身の曲「オール・ガールズ・アー・ザ・セイム」のリミックスでリル・ヨッティと、「ヘイト・ミー」でエリー・ゴールディングと共演、トラヴィス・スコットとは彼のアルバム「アストロワールド」収録の「ノー・バイスタンダーズ」に参加するなど精力的なコラボ活動も見せ、今年になってBTSのRM、シュガと共に「オール・ナイト」をリリース、同曲はモバイルゲーム「BTSワールド」のサウンドトラックに収録されている。

12月2日に21歳の誕生日を迎えたばかりのジュースだが、現在、遺族からの公式のコメントは発表されていない。

一方、コラボ相手の一人だったエリーはツイッターにこう追悼の言葉を寄せている。

エリーは「信じられない。あなたは本当に優しい魂の持ち主だった。あのビデオの撮影であなたと家族に出会った事をいつまでも思い出すことでしょう。そしてあなた達がとても親密だったことも。まだまだこれからだった、始まったばかりだった。あなたがいないことが寂しいわジュース」と最初のツイートで綴り、続いてXとキャプションを付けたジュースとの写真を、最後には悲しい顔をした絵文字を投稿している。

他にもDJでプロデューサーのゼッドは「ジュース・ワールドが亡くなった。ショックで悲しいにも程がある。若すぎるよ」「人生はいつ終わるかわからない」「お互いに優しくあるべきだ」と、リル・ヨッティは「こんなこと信じられるか。RIP俺の兄弟ジュース・ワールド」「何で死ぬんだよ!!!!」と悲痛の叫びを綴っている。

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