米国の名脇役死去、俳優人生50年で110本以上に出演

2019/10/15 06:36 Written by Narinari.com編集部

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俳優のロバート・フォスターが他界した。78歳だった。

クエンティン・タランティーノ監督作「ジャッキー・ブラウン」(1997年)でアカデミー賞にノミネートされたこともあるロバートは、脳腫瘍との短い闘病の末、10月11日、ロサンゼルスの自宅で息を引き取った。出演したネットフリックス作品「エルカミーノ:ブレイキング・バッドTHE MOVIE」が配信開始された数時間後だったそうで、4人の子供と4人の孫、そして長年のパートナーのデニース・グレイソンを残し永遠の眠りについた。  

ロバートは、エリザベス・テイラーやマーロン・ブランドと共演した1967年のジョン・ヒューストン監督作品「禁じられた情事の森」で映画デビュー、その後、50年以上にわたる俳優人生で110本以上の映画や多くのテレビシリーズに出演した。80年代には、キャリアの低迷期を迎えたものの、「ジャッキー・ブラウン」のマックス・チェリー役で返り咲き、「サイコ」や「ふたりの男とひとりの女」「マルホランド・ドライブ」「ファミリー・ツリー」など多くの映画やテレビ作品での活躍が続いた。  

ロバートの訃報を受けて、多くのハリウッドスター達が追悼の言葉を寄せている。

「ブレイキング・バッド」で共演したブライアン・クランストンは、「今日ロバート・フォスターが他界したという知らせを聞いて悲しみの中にいる。素晴らしい男で、見事な俳優だった。彼とは40年前、映画『アリゲイター』で出会い、その後『ブレイキング・バッド』で再会した。ハリウッドの駆け出しの若造だった僕に大変親切にしてくれたことを決して忘れはしない。安らかに眠ってくれ、ボブ」、「ジャッキー・ブラウン」で共演したサミュエル・L・ジャクソンは、「ロバート・フォスター、安らかに眠れ。真に優秀な俳優だった」とツイッターにメッセージを寄せている。

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