ジョージ・マイケルの“最後の恋人”を逮捕

2019/07/26 02:40 Written by Narinari.com編集部

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ジョージ・マイケルの最後の恋人だったファディ・ファワズが、ジョージの自宅を損壊したとして逮捕された。  

今年5月、ファディはロンドンのリージェントパークに近い約7億円相当の故人の邸宅を不法に占拠。立ち退きを要求する手紙も無視し、「ジョージから許可をもらっていた」と主張していた。

しかし7月23日夜に、ファディが上半身はだけた姿で屋根の上に立っているのを近隣住民が目撃し、警察が来る騒ぎに。また、住民らは家の中から何かを壊す音を聞いたり、ドアから水がほどばしるところを目撃していたそうだ。その後、ファディは悪質な器物損壊罪の疑いで逮捕される運びとなった。

近隣住民の1人は、ザ・サン紙に次のように話している。

「家の中の損傷は本当に酷いものでしたよ。あんなのは見たことがありません。あらゆる備品に家具、ドアや窓、ジョージがそこに残していったものが全て完膚なきまでに破壊されていました」
「トイレや洗面台も壊されていましたね。壁も大損壊、天井もですよ。一夜でできる所作ではありません。長期間徐々に計画立ててやったに違いありません」
「あの家をジョージは愛していましたし残念で仕方がありません。かつてはとても美しかったのに」

一方、警察側は「我々は7月23日火曜日の午後7時頃に、その住所の屋根上に男性がいるとの通報を受けました」「職員が到着するとその男性は屋根ではなく室内にいましたが、酷い損壊でした」「よってロンドンの消防隊がかけつけ、男性は悪質な器物損壊罪の疑いで逮捕されました。北ロンドンの警察署にて拘留中です」と発表した。

ジョージは遺書の中で、ファワズへの遺産については記していなかったそうだが、ファワズは生前にジョージ本人から「居住を許された」として立ち退きを拒否。2016年のクリスマスにジョージが亡くなって以降も、同邸宅に住み続けていた。

ジョージの遺族に近しい関係者は、以前こう明かしている。

「ファディは、全く聞き入れていません」
「ここ1年半もの間に何度も立ち退きを要求する手紙を受け取っているのに関わらず、彼はこれを拒否し続けてきました。手紙を無視している上、今では不法占拠権も持っているようです。今後どうなるのか見通しが立たない状況が続いています。弁護団は、可能な法的処置を探っています。ファディが何も言わずに退去していれば、事はもっと簡単だったんですが」

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