加藤浩次が松本人志に“意見”、吉本退社も辞さず

2019/07/22 11:37 Written by Narinari.com編集部

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極楽とんぼの加藤浩次(50歳)が、7月22日に放送された情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)に出演。現在の経営体制が変わらなければ、「吉本を辞める」と言い切った。

番組はこの日、雨上がり決死隊の宮迫博之(49歳)と、ロンドンブーツ1号2号の田村亮(47歳)の謝罪会見を大きく特集。会見で明かされた、吉本興業の“パワハラ”や“隠蔽体質”といった部分に触れ、加藤は「おぞましい。こんな会社あるのか」と絶句し、「僕はちょっとね……岡本さん(吉本興業社長)よく知ってますけど、そういうことする人です。若い人らにそういうことしてるの見たこともある。社員に対する恫喝する人だとも知ってます。でも、こんなときには助けてくれる人だろう。オレは思ってたけど、そうじゃないんだ。そのままなんだ」と怒り、呆れたように語った。

そして、若手の芸人だけでなく、吉本興業の社員、マネージャーもずっと「なにか文句言ったら、意見言ったら怒られるんじゃないか、潰されるんじゃないか」と怖がっている状況を説明し、もし大崎洋会長、岡本昭彦社長の体制が続くのであれば、「僕はこの会社にいれない。僕は辞めます。今の社長、会長の体制が続くんだったら僕は吉本興業を辞める。なぜなら、ここまでずっと我慢して、頑張ってやってきていて、こんな浮かばれないことがこの会社で起こってるんだよ!」と続けた。

大崎会長はダウンタウンの元マネージャーで、“兄貴分”的な存在として知られている。そんな大崎会長について松本人志は21日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、大崎会長が一連の問題で進退を考えるなら「全力で止める」「大崎さんがいなかったら僕も辞める」と発言していたが、加藤はこの件についても、怒りを交えながら言及。

「松本さんがワイドナショーで『大崎さんが辞めるんだったら、僕も辞める』っておっしゃってた。大先輩に対して、僕が口きくのはおこがましい話かもしれないですけど、松本さんにとって、ずっと一緒にやってきて、大崎さんは同士だと思う。松本さんの気持ちはすごい僕は分かる。でも、松本さん。ほんとに僕は後輩ながら言わせていただきますけど、会社のトップなんです。みんな辛い思いしてて、トップが責任取れない会社って機能してるのかな」
「たぶん松本さん、優しいから。今まで世話になってきて、一緒に東京で頑張ってきた。言ったら吉本興業が東京でここまで大きくなれたのはダウンタウンさんのおかげです。そういった頑張りがあって、一緒にやってきたって気持ちもわかります。松本さんの本心は本当に優しいです。(極楽とんぼの相方)山本が問題起こしたときもいろいろ尽力してくれた。そういう松本さんに僕が意見するのは本当に辛いし、しんどいんですけど、(大崎会長は)松本さんのマネージャーではなく、会社のトップで、社員の家族もいる、若手芸人の家族、生活があるんですよ、そこには。そしたら、いま吉本興業は、取締役、経営側、絶対変わらないとダメ」
「僕はその状況が会社で行われないなら(=経営陣が変わらないなら)、僕は退社します。昨日、ずっと考えていて、そう思いました。本当に先輩の松本さんに対して意見する形になってしまって申し訳ないんですけど、僕はそういう思いです」  

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