女優の前田敦子（27歳）が、6月5日に放送されたバラエティ番組「ホンマでっか!? TV」（フジテレビ系）に出演。子育ての悩みを語った。

前田はこの日、「私の子どもが、私のようにいつか爆発する子にならないか心配です」と、番組の専門家たちに相談。

そして「すごい私、小さい頃から神経質になってしまって。ピッタリした洋服着てるだけで『もういやだー！』みたいな時期がすごくあって。髪の毛が左右ちょっとズレてるだけで泣いて幼稚園に行けないとか、すぐパニックになっちゃう」と自身の幼少期のエピソードを明かしながら、「（子どもが産まれて）自分のことをずっと分析してます。（いま）私はヤバイと思ってます」と語った。

また、子どもがあまり泣かないため「すごく大人すぎて、私がすごく子どもに見えてしまう。私もそうだったみたいなんですけど、全然泣かないんですよ」「すーんっているので、目が合うと自分がすごい出来てないような感じになってきちゃって。『大丈夫か、こいつ』って見られてるなって思っちゃう」という。

そのため、赤ちゃんの頃に大人しすぎる子どもが、このまま成長して行ったとき、いつか感情を爆発させるのではないか――との心配、悩みを打ち明けた。

さらに、前田の性格の話として、「ひとつ気になることがあると、スッキリするまでずっと、例えば探し物とか延々と探して、スッキリするまでずっとやりますね。もう『アレがない、コレがない』ってなるとパニックになっちゃう。寝る前に考え事して、『アレってどうなってるんだろう』って思うと、止まらない」そうで、そうしたときの対処法は「いまはダンナさんがいるので、巻き込んでますね」とのこと。

夜、探し物が気になってしまったときには、夫で俳優の勝地涼を「起こして、一緒に探してもらう」という。それがたとえ次の日撮影で朝早いときでも、「（勝地は）怒りますけど、探し終わったあとに怒りますね。見つかったよ、ってなって、あったでしょって。そうならなくても大丈夫だよ、落ち着いてねっていう怒り方をしてくれるので優しいです」と語った。

ちなみに、そうしたことは「仕事とかだと何も気にならない。仕事場にいたときには、何に対してイライラってのはない。自分のことですね、なるとしたら。周りの人に対してもならないですし、何か気になるのは自分のことだけ」と説明した。

そんな前田に、専門家からは「性格分析は一切しないほうが良い。性格分析すればするほど、その性格に近付いていく」「意識すると、行動が意識のほうに寄っていきやすい」「私はこういう性格です、っていう人ほど行動が強く出る」「思い込みが自分を作っていく」「思い込んでしまう、自分がこういう性格だから子どもがこうなんだ、って思い込むと、そっちに近寄っていくという危険性がある」とアドバイスが送られた。