歌手で俳優の内田裕也さんが死去

2019/03/18 07:46 Written by Narinari.com編集部

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歌手で俳優の内田裕也さんが3月17日、都内で亡くなった。79歳だった。

内田さんは1939年生まれ、兵庫県神戸市出身。1960年代に音楽活動で頭角を現し、1970年代からは俳優としても活躍。滝田洋二郎監督の「コミック雑誌なんかいらない!」(1986年)、宇崎竜童監督の「魚からダイオキシン!!」(1992年)など話題作に主演・脚本で参加したほか、「戦場のメリークリスマス」(大島渚監督/1983年)、「座頭市」(勝新太郎監督/1989年)、「ブラック・レイン」(リドリー・スコット監督/1989年)など、話題作にも多く出演した。

プライベートでは、1973年に女優の樹木希林さんと結婚。1976年に娘の内田也哉子さんが産まれ、後に也哉子さんは俳優の本木雅弘と結婚した(1995年)。樹木さんとの結婚生活は43年間にわたり別居状態だったことも話題を呼んだ。

1977年に大麻取締法違反、1983年に銃刀法違反、2011年に住居侵入容疑などで逮捕。1991年には東京都知事選挙に立候補して落選している。近年は体調を崩し、車イス生活に。公式サイトで2001年12月25日から更新されている近影を紹介するコーナーでは、今年1月1日の「New Year's World Rock Festival」で、ステージに車イスで上がっている姿が最後の更新となった。

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