アリアナ・グランデが、予定されていたグラミー賞でのパフォーマンスをキャンセルしたと報じられている。

2月10日に米ロサンゼルスのステイプルズ・センターで開かれる式典で、ステージに立つ予定となっていたアリアナだが、主催者側との意見の相違があったことにより、式典出席の可能性さえも危うくなっているようだ。

複数の関係者がヴァラエティ誌に明かしたところによると、主催者側はアリアナの最新シングル「7リングス」のパフォーマンスを当初許可せず、その後メドレーの一部になら許すという形で合意したものの、別の曲についても主催者側が選ぶと条件を出したことで、グラミー賞の広告にも登場しているアリアナは「別の出演者にはそのような制限が設けられていない」として降板を決めたという。

アリアナは今年度の式典で「ゴッド・イズ・ア・ウーマン」が最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞、「スイートナー」が最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバムにそれぞれノミネートされている。

グラミー賞で式典直前に問題が発生するのは今回が初めてではなく、昨年はトム・ペティのトリビュートコーナーへの参加しか依頼されていなかったロードが、最優秀アルバム賞の他のノミネートアーティストは全員ソロのステージを与えられていることを知ってパフォーマンスを取りやめていた。