江崎グリコは2月5日、東京都23区内唯一の酒蔵・東京港醸造がつくる甘酒を使用した「ポッキー東京あまざけ」を首都圏限定（東京・神奈川・埼玉・千葉）で発売する。価格はオープン。

東京港醸造は、前身が幕末に栄えるも、明治維新の時代に廃業してから百年の時を経て、2011年に東京・港区で復活した酒蔵。麹製造から酒が完成するまでの全ての工程を、敷地22坪・地上4階建てビルの中で行い、水は東京の水道水を利用するという都会ならではの酒造りをしている。

東京の水道水は、高度浄水処理の導入や、国が定めた水質基準より高いレベルの「おいしさに関する水質目標」を独自に設定することによって、世界に誇る品質。おいしい酒づくりに適しているという。

「ポッキー東京あまざけ」は、米麹（こうじ）を原料とした東京港醸造の「東京あまざけ」に酒粕を加えた、芳醇な香りが漂う、贅沢な味わいのポッキーだ。

なお、インバウンド向けに、国際線発着空港（出国手続き後の免税エリアにある土産店）でも販売を行う。

☆東京港醸造の齊藤社長、杜氏・寺澤取締役のコメント

子どもの頃から食べていたポッキーと自分がつくった甘酒が商品化することは大変うれしく思います。
近年、甘酒は健康や美容に良い飲み物として、健康志向の高い人を中心に人気が高まっています。
一方、発酵食品離れともいわれる中、甘酒が誰もが知る人気のお菓子ポッキーとコラボレーションすることで、お子さまから大人まで国内外の多くの方に食べてもらい、甘酒の良さを知っていただきたいと思います。