スティーヴ・カレル(56歳)は、アカデミー賞にノミネートされたことがきっかけで、多数の殺人犯役のオファーを受けたという。

2015年に同賞主演男優賞のノミネートを受けて以来、カレルのもとに殺人犯役のオファーが続々と舞い込んで来たそうだ。それまではコメディ俳優として知られていたカレルだが、「フォックスキャッチャー」でレスリング好きのデュポン財閥の御曹司ジョン役を怪演して以来、全く異なったジャンルの映画出演の話が多くやってきたものの、それは彼が望んだ方向ではなかったという。
カレルは、当時をこう振り返っている。
「心理スリラーの話が沢山やってきてね。どれも悪役の殺人犯だったよ」
「新しいドアが確かに開いたけど、僕が入って行きたいものではなかったんだ」