倉木麻衣、名探偵コナンで声優初挑戦「ついに来た!」

2018/12/07 04:00 Written by Narinari.com編集部

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歌手の倉木麻衣が、声優に初挑戦することがわかった。2019年1月5日・12日と2週連続で放送されるアニメ「名探偵コナン」(読売テレビ・日本テレビ系)のスペシャル番組「紅の修学旅行編」に本人役での出演が決定。12月6日に、都内でアフレコ収録を行った。

倉木は、同番組の主題歌「きみと恋のままで終われない いつも夢のままじゃいられない」とオープニングテーマ「薔薇色の人生」を担当しているが、同作で声優を務めるのはこれが初めて。「紅の修学旅行編」は原作者で漫画家の青山剛昌氏が「週刊少年サンデー」連載1000話を記念して描いた作品で、灰原の薬で一時的に新一の姿に戻ったコナンが、蘭たちと一緒に帝丹高校の修学旅行に参加し、旅先の京都で天狗が人々を襲う連続殺人事件に巻き込まれて……といったストーリーが展開されていく。

劇中には、西の高校生探偵・服部平次をはじめ、遠山和葉、平次を気に入っている大岡紅葉、新一にそっくりな沖田総司、京都府警捜査一課の綾小路文麿警部ら人気キャラクターも登場。英ロンドンで新一に告白されたものの、まだ返事をしていない蘭の思いなど、修学旅行中の2人の関係にどのような進展があるのかも見どころの一つとなっている。

人生初挑戦となるアフレコ収録を終えた倉木は、「長年にわたって楽曲の方を手掛けさせて頂き、ファンの方からも挑戦してみたらどうかというお声を頂いていて。今回、こういった貴重な機会を頂いて『ついに来た!』という思いで、とてもうれしかったです」とニッコリ。

続けて、「高校生の時に演劇部だったのですが、その頃を思い出しながらトライさせて頂きました」と明かした。

収録を振り返り、「最初は緊張でドキドキしていたのですが、自分らしく、自分の口調で自然とやっていきました。(セリフごとの)シチュエーションや前後の流れもありますのでそれをイメージし、御指導を頂きながら自分なりに声のトーンを意識してみたり、語尾の言い回しを変えてみたり…。どんどんやっていくうちに『こういう感じもできるのかな』と」語る。その上で「自分の中の可能性を発見できて、素晴らしい経験をさせて頂きました」と喜びをあらわにした。

劇中では工藤新一との“初共演”も果たしているが、「『あの進一くんが私としゃべっている!』と感動しっ放しでした。夢って思い続けると本当に叶うんだなって思いました」。

自身のデザインについては「想像以上に倉木麻衣の特徴を掴んで素敵に描いて頂いて、本当にうれしかったです。宝物です」と感謝した。

倉木といえば、「名探偵コナン」のテーマソングをこれまで21作品担当。昨夏には「Most theme songs sung by the same artist for an animation series(同じアーティストにより歌われたアニメシリーズのテーマソング最多数)」としてギネス世界記録に認定されている。

改めて「名探偵コナン」という作品に対する思いを聞かれると、「単行本が出た時から本当に大好きな作品です。初めて主題歌を歌わせて頂いた時から、あの世界観に寄り添えるような作品作りを大切にしながら携わらせて頂きました。『名探偵コナン』を通じて倉木麻衣を知って頂いた方もいらっしゃるでしょうし、繋がりも増えましたし、家族のような存在です」とコメント。

今回新たに2作品が加わるが「また新しい作品ができて幸せです。今回は新一くんと蘭ちゃんの恋愛の確信的なところも描かれているので、そのイメージを膨らませて楽曲としてドラマチックに書かせて頂きました」と話した。

最後に倉木は「今回は主題歌だけでなく、アフレコにも挑戦させて頂きましたが、みなさん楽しみにしていてください!」と笑顔でアピールした。

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