「デッドプール2」が、新しく撮影されたシーンを引っ提げて、スクリーンに帰って来るようだ。ライアン・レイノルズ主演の同作は、R指定だったオリジナル版をPG-13指定に変更するにあたり、幼い観客向けに不適切なシーンを編集するだけでなく、新たなシーンまで取り入れたようだ。

レット・リースと共同で脚本担当したポール・ワーニックは、スラッシュフィルムにこう語っている。
「新しいシーンを撮ったんだ。それも最近ね」
「『デッドプール2』が公開された後、PG-13版を作ろうというよりも、『デッドプールについてちょっと話そうよ』って感じで話が持ち上がったんだ」
「いくつかのアイデアが浮かんで、ライアンだったと思うけど、素晴らしいストーリーの中のストーリーを持っていたんだ。皆興奮してスタジオに向かったよ。皆して『やろうよ。カメラを回せ』ってなったんだ。それで、2ヶ月前にスタジオで再び撮影をしたんだ」
2人によると、追加される映像は、ライアンがおなじみの赤いボディースーツを身に着けて撮り直したシーンもあるだけでなく、メインキャラクターが再集結する大掛かりな内容になっているという。
また、新撮シーンやPG指定が大人のファンを遠ざけることにはならないと強調する2人は、物語を大幅に書き換えたわけではなく、あらすじを簡単に楽しめるようにしたと説明している。
PG-13版「デッドプール2」は12月21日に公開される予定だ。