U2ボノに疲労の色、ツアー生活に難色

2018/10/02 01:35 Written by Narinari.com編集部

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ボノが、U2としてツアーをこれからも続けることに難色を示している。現在、U2は今年5月から始まった「エクスペリエンス・アンド・イノセンス」ツアーの真っ最中だが、ボノは2年前に死にかけた経験もあり、夜な夜なステージで歌う生活に多少の疲れがあるようだ。

「昔のようにはもうできない。以前のツアーではショーの合間に100人の議員と会ったりもしたけど、もう無理だ」
「今回のツアーは特に過酷だよ」
「自分自身が死ぬ運命と対峙したり、身近な人がそういった状況にいると、これから何処へ向かうのかと自問自答することになる」

サンデー・タイムズ誌とのインタビューで話したボノは、もうツアーをしないということかと聞かれると、「分からない。何事も当然とは捉えていない」と答えていた。

一方、同バンドのドラマー、ラリー・マレンも、コンサートが始まる前と後にフィジオセラピーを一時間しているようで、ツアー後の予定についてこう話していた。

「このツアーが終わったら、今後の俺たちについて話し合うんだ。個人的には長い休暇を取りたいよ」
「ニューアルバムを作る気がする。今すぐU2のアルバムやツアーを求めている人がいるのかはわからないけど」
「みんなも俺たちから離れられるだろ」

そしてギターのジ・エッジは、ボノを気遣いこう答えていた。

「最近は彼(ボノ)の声を酷使しないようにしている。声域は広いよ。この頃はBが最高音かな。でもCまで出している。トップテナーと同じだよ。本当に高いんだ。オペラ歌手も1回のコンサートで一度きりといった具合のね」
「彼は自分の体について相反する気持ちがあるんだ。健康について気を使わないタイプだからさ。20代だったらいいけど、ある時を過ぎたらね。彼にとって難しい転機だよ。年を取ったとか過ぎ去ったなんて思ってウジウジしていると、本当に何もできなくなるからね」

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