お笑いコンビ・とろサーモンの久保田かずのぶ（38歳）が9月27日、Instagramを更新し、テツandトモのテツ（48歳）に救われたエピソードを披露している。

この日、「3日前の事でした。僕は新幹線に乗り遅れ NGK1回目出番に間に合いませんでした」と語り出した久保田。なんばグランド花月での仕事のため大阪に向かう必要があったが、何らかの事情で予定の新幹線に乗ることができなかったという。

しかも「新幹線の中で気づいたのです。まずい劇場に電話しないと！！地獄です。携帯がない、なんでだろうと思いました」という状況。どうやら自宅に携帯電話を忘れて出てしまい、「これはやばい。連絡入れないと全出演者に迷惑かかる。額から汗が滴りながらどうしよと思ってた」そうだ。

しかし、思考を巡らせた結果、「グリーン車に誰か吉本の芸人が乗っていないのか」という案が思い浮かび、探してみたところ……残念ながら誰もおらず。「なんでだろうと思い」落胆したとき、そこに偶然いたのがテツだったという。

とはいえ、久保田はテツと「お話しさせて頂いた事もお仕事させて頂いた事もない」。それでも勇気を出して話しかけ、事情を説明したところ、「テツさんは俺みたいな人間に、電話を貸してください凄く心配してくださって車両の連結部分の所まで来てくださって僕が電話を切った後も『大丈夫？大丈夫？何かあったら言うてね、いつでも貸すから』と言うて頂きました」と気遣ってくれたそうだ。

そんなテツの優しさに触れた久保田は「自分には出来ない紳士的で優しすぎる対応になんでだろうと思いました」とコメント。結局、劇場に電話ができたため、ほかの劇場出演者たちにも迷惑をかけずに済んだため、「命の恩人」と感謝している。

なぜ、このエピソードをInstagramで公開したのかについては、そのときテツの連絡先を聞き忘れてしまい、お礼と謝罪の電話ができないためで、「慌てふためきそんな事も気が回らなかった大馬鹿者です。本当にすいませんでした。そしてありがとうございました この場を借りて感謝の意を伝えさせて頂きたく思いました」とつづっている。

このエピソードに、ファンからコメントが続々。「なんて素敵な先輩」「久保田さんの感謝の気持ちがテツさんに届きますように」「テツさん、本当にいい人なんですね」「テツさんとご連絡とれますように」「久保田さんもいい人感が滲み出てますよｗ」などの声が寄せられている。