9月17日に行われたエミー賞式典で、バラエティスペシャル部門の監督賞を受賞したグレン・ワイス（57歳）が壇上でプロポーズをした。

昨年のアカデミー賞授賞式の特別番組を評価されたワイスは、受賞スピーチ中にジャン・スヴェンセンに結婚を申し込み、会場となったロサンゼルスのマイクロソフト・シアターの観客を湧かせた。　　　　　　　　　　

ワイスはスピーチの中で、数週間前に亡くなったという母親に触れ、「うちの母は物事の中に太陽を見つけることが大事だといつも言っていて、僕の恋人ジャンのことをすごく気に入っていた」「ジャン、君は僕の人生の太陽だ。そして母は正しかった。自分の太陽を手放しちゃ絶対ダメだ。僕がなぜ君のことを恋人と呼びたがらないのか疑問に思っていたよね？それは君のことを妻と呼びたいからなんだ」と口にし、ジャンがステージに向かう際には会場からはスタンディングオベーションが巻き起こった。

そしてワイスが片膝をつき、指輪を取り出して「ジャン、母が付けていた指輪を君の指にはめたいんだ。みんなの前で、そして空から見守ってくれている母と君のご両親の前でね。結婚してくれますか？」と尋ねるとジャンは「イエス」と答えた。

ドラマシリーズ部門で主演女優賞に輝いたクレア・フォイらが涙ながらに見守っていたその場面について、レスリー・ジョーンズは後にツイッターで「史上最高のスピーチ」と絶賛した。