ソニー・クリエイティブプロダクツは、「ゲゲゲの鬼太郎」の新たなコンセプトシリーズ「Hey, KITARO」を水木プロダクションと共同開発し、2019年4月より、ライセンス事業を開始する。

1960年に貸本漫画、1965年に少年マガジンでの登場以来、多くのファンに愛されてきた「ゲゲゲの鬼太郎」。その魅力を既存の原作やテレビアニメファンに加え、様々な世代や性別、国籍を超えて幅広く展開していくのが今回のシリーズだ。

第1弾リリース予定の「Friends for life」は、30〜40代の女性に向けた手書き風のイラストで、アパレルをはじめ、日々の生活シーンに溶け込む温かみのあるアート。それ以外にも、女子中高生をターゲットにしたキャラクターをアイコン化したおしゃれでポップなデザインや、男性を意識した、妖怪の闇をクールにロックテイストで表現するシリーズ、ファミリーに向けた妖怪の様々な行動をストーリー仕立てで見せていくデザイン、日本の伝統を和風モダンにアレンジして妖怪の世界観を具現化するデザインなど、今後多くのアートをリリースしていく。

今回の新シリーズについて水木プロダクションは「水木しげるが亡くなって間もなく3年。今年2018年は水木しげるが漫画家デビューして60周年です。これからも水木作品をより多くの方に知っていただき、また、楽しんでいただくために、当社は新しい展開を始めることにいたしました。ソニー・クリエイティブプロダクツ様と共同でアートを制作し、商品展開をいたします。水木しげるの生誕100周年を迎える2022年に向けて、さらに幅広い展開を進めてまいります」とコメントを寄せている。