若槻千夏も悩んだ「どうしたら良い母親になれるか」

2018/09/03 07:02 Written by Narinari.com編集部

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タレントの若槻千夏(34歳)が9月2日、自身がプロデュースするキャラクターの絵本「おやすみクマタン」「クマタンとうんち」「たべたよクマタン」(主婦の友社)の発売を記念して、都内で親子読み聞かせイベントを開催した。

昨年、第2子を出産し、現在は女の子と男の子の2児の母として奮闘中の若槻。そんな彼女が描いた絵本は、育児中の3大悩みである「寝ない」「トイレが嫌い・うんちができない」「食事の好き嫌いが多い」をテーマにした“しつけ絵本”だった。

今回、キャラクター“クマタン”が10周年を迎えるにあたり、新たなチャレンジという意味も込めて絵本を描くことにしたそうで、「今、2人の子供がいるんですが、上の娘が6歳になるんです。その娘に書き起こし段階から見てもらって、最終の色校チェックまでしてもらって(笑)。『たべたよクマタン』に関しては、出てくるお弁当のメニューは、ほぼ娘が決めたんですよ」と裏話を披露。その甲斐あって「娘は出来上がった絵本を見て、すごく喜んでくれています。もう全部暗記しているほど。もし、“読み聞かせイベント”で私が体調を壊しても、娘が代わりに出来るんじゃないかなぁ」と語った。

“しつけ”をテーマにしたのは、「育児を始めたとき、どうしたらいい母親としてやっていけるんだろうっていうのが最初に当たった壁でした。その(悩んだ)経験を踏まえ、こうしたら楽しく食べることができるのに、こうしたら一緒に寝ることができるのに、という思いを絵本にしました」と笑顔でアピール。

この日、読み聞かせを行ったのは、「クマタンとうんち」というトイレがテーマの絵本。この本について若槻は、「子どもは“うんち”の話が好きだから、という理由もありますが、若槻千夏のイニシャルはWC。だからイニシャルトークが出来ないタレントで(笑)。デビューのころから、イニシャルに関しては引け目みたいなものがあったんです。それを克服するためにもトイレをテーマにした何かをずっとやりたいって思っていて。イニシャルにひっかけてできた、この『クマタンとうんち』は私のトイレに対するトラウマを克服するきっかけになりました!」と会場を沸かせた。

また、育児中のエピソードやプライベートでのママぶりを聞くと、「(絵本づくりもそうですけど)やっぱり私は、子どもたちにいいところを見せたいと思ってがんばっています。そんな背中を娘たちにはぜひ見せたくて。でも、娘には私のおバカっぷりがすでにバレているんですよね」と笑う若槻。

どんなおバカなところがバレたのかというと、「もうすぐ小学生になるんですが、子どもって看板の文字を読みたがることがありますよね。でも、その文字を聞かれても(私が)読めないことが多い。これまでは、“あの字を読める人は少ないんじゃないかなぁ”ってごまかしてきたんですけど、幼稚園の先生から“大人なら読めるよ”って教わったみたい。その辺から私のおバカなところがバレてしまいました」と笑いながら、娘とのエピソードを明かした。

最後に若槻は「この絵本は子どもと一緒に考えながら作ったので、“上から目線”にはなっていない。親御さんもお子さんと一緒に楽しんで読んでもらえるとうれしいです」とアピールしていた。

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