ナイトスクープ「人生決めた10円駄菓子のおまけ」に反響

2018/07/21 10:29 Written by Narinari.com編集部

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7月13日放送の人気バラエティ番組「探偵!ナイトスクープ」(朝日放送)に寄せられた「人生を決めた会社の社長さんにお礼を言いたい」という依頼が反響を呼んでいる。

依頼者は、競馬騎手の石堂響(19歳)。園田競馬場でデビューすると、デビューから開催4日連続勝利の新記録を打ち立てるなど、注目される期待の新人だ。

そんな石堂は、幼い頃から近所の駄菓子屋の駄菓子が大好きで、小学2年生の頃に占いカードのついた10円の駄菓子を購入。すると「君はいつか騎手になるかも……」と書かれた占いが出てきたという。

石堂はその日以来、この占いカードをずっと大事にしてきており、この春、兵庫県の園田競馬場でデビューできたため、この占いカードの駄菓子を作っている会社の社長さんに、占いが当たったことを報告しお礼が言いたいと探偵に依頼した。

そして、石堂が子供の頃に通っていた駄菓子屋や菓子問屋などで聞き込みした結果、ジャック製菓というお菓子メーカーの製品である可能性が高いとわかり、石堂らはジャック製菓へ直接向かうことに。

ジャック製菓を訪れると中野幹社長が応対し、たしかに、この占いカードがジャック製菓のラムネ菓子「占いまっせ」であると語る。石堂がこの占いのカードのおかげで騎手になることを決め、本当に騎手になったと話すと、中野社長は「すげえな!」と目を丸くし、「こんなお菓子で人生決めたらいかんで!」と笑いながらツッコミをいれた。

石堂は、中野社長に騎手になった姿を一目見て欲しいと、競馬場に来てほしいとお願いすると社長は快諾。生まれて初めて訪れた競馬場で、中野社長は石堂の騎乗ぶりを応援することになった。

観戦当日、残念ながら石堂の騎乗した馬は負けてしまったが、レース後に石堂は中野社長の元へやって来て、初勝利の時に使っていたステッキを「お店に飾って頂ければ……」とプレゼント。中野社長は嬉しそうに「お宝にさせてもらいます」と受け取っていた。

Twitterなどのネットでは「本当に本当に感動」「いいなあ、石堂騎手も社長さんもみんないい人達だった」「泣ける。10円のお菓子のおまけを探して会いに来てくれるなんて」「社長さん本当に良かったなあ」「石堂さん、これからもがんばって」といった反応が寄せられている。

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