リアルなバトルが楽しめる“超戦闘”中華ロボ

2018/06/10 10:59 Written by Narinari.com編集部

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現在開催中の「おもちゃショー2018」には海外の企業も数多く出展しているが、中でも興味深かったのが、中国の近接戦闘ロボット「GANKER」と「GEIO」だ。

広東省深セン市の「工匠社(GJS ROBOT)」が発明したロボット玩具は、高精度の移動モジュール、オムニホイール(全方向移動型車輪)を搭載しており、様々なアクションが可能。前後左右に結構なスピードで動けるだけだなく、頭部や上半身を回転させたり、腕を振り回したり、装着しているランチャーの向きを変えたりしながら敵に攻撃をしかけることができる。

基本、ロボットは専用アプリをダウンロードしたスマホで操作し、ロボットとスマホの通信はWi-Fiで行う。スマホ画面にはコントローラーや自身のロボットのHPが表示されるとともに、ロボットの内蔵カメラの映像が映し出されるため、仮にプレイヤーがロボットから離れていても操縦ができ、最大100mの距離まで対応しているという。

ちなみに、敵の攻撃を受けたかどうかの判定はロボットの各部位に埋め込まれている電子センサーが判断。そのため、腕のランチャーからは実際にミサイルが発射されたりするわけではないが(※ランチャーには音が出たり、発光したり、回転したりするギミックが搭載されている)、センサーが敵の攻撃を受けたと確認すると、スマホの画面上のHPが削られていくようになっていた。

日本での発売はまだ未定で、実際に発売されるかどうかも不明だが、少し見ただけでもその潜在能力の高さは十分感じられた。すでにアメリカでは200ドル以上で販売されており、“子どものおもちゃ”としては高い部類に入るが、「GANKER」と「GEIO」が大人ですら虜にしてしまうような高性能ロボットなのは間違いなさそうだ。

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