トミカプレミアム“対象年齢14歳以上”の新シリーズ

2018/06/09 03:21 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


東京ビッグサイトで開催している「おもちゃショー2018」のタカラトミー「トミカブース」に参考出品中の「ランボルギーニ カウンタック LP500S」。実はこれ、トミカプレミアムの「1/43」スケールの新シリーズで、ブランドの未来を考える上で重要なモデルだ。

「トミカプレミアムRS」と名付けられたこの新シリーズは、「かつて幼少のころ、大好きなクルマに憧れて、夢中にトミカと遊んでいた大人たちへ贈る、ハイセンスでプレミアムなブランド『tomica』。1970年発売当初のイメージそのままに、子どもから大人まで楽しめる『トミカらしさ』を追求した新シリーズ」と銘打っている。

参考出品されていた真っ赤な「ランボルギーニ カウンタック LP500S」は、端的に述べれば「トミカプレミアム」のスケール違いに当たるが、スケールが大きくなったことで、エンジンフードの中やサスペンションを再現したりするなど、ディテールがさらに作り込まれている。また、対象年齢を「14歳以上」に引き上げたことで(トミカは3歳以上、プレミアムは6歳以上)、見た目的にこれまで丸みを帯びていたデザインにしっかりエッジをきかすなど、よりリアルな出来栄えとなった。スケールが大きくなってもサイドミラーはないが、それこそ「トミカらしさ」とも言えるだろう。

「RS」シリーズの展開についてタカラトミーの担当者は「もともとトミカは買っている大人の方が少ないんです。一方、トミカプレミアムは大人の方が自分のために買っていただいているという傾向が強かったので、そういった方々向けに、昔憧れた車を再び手にして欲しいという思いもあり、今回企画させていただきました(※トミカプレミアムは現行車のみのラインアップ)」と明かし、発売日や価格などは現時点でまったく未定ではあるものの、「こうしたショーはせっかく多くの方々に見ていただける貴重な機会なので“早出し”なのですが、展示してみることにしました。こういうものもトミカとしては用意していますよ、というのをお客様に知ってほしい」と述べ、詳細については今後発表するとした。

いずれにせよ、「東京おもちゃショー」が「トミカプレミアムRS」初披露となるのは事実。早出し&参考出品ということもあり、「ランボルギーニ カウンタック LP500S」はブース片隅にさりげなく展示されているので、トミカファンは注意しながら会場を回ってほしい。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.