仮面女子・猪狩が両下肢まひ、今後は「車椅子生活」

2018/05/07 16:51 Written by Narinari.com編集部

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アイドルグループ・仮面女子のメンバーで、先日、都内で倒れてきた看板にあたり負傷、手術を受けていた猪狩ともか(26歳)が病状を報告。両下肢まひにより、車椅子生活になることを明かした。

仮面女子の公式Twitterは5月7日、「強風で看板が倒れ下敷きになる事故にあった仮面女子の猪狩ともかですが『脊髄損傷による両下肢麻痺』となり、自分の力で脚を動かす事が困難で今後は車椅子での生活となります。退院後は仮面女子として活動を続け、これを事務所も支えていきます。これからも猪狩ともかを宜しくお願いします」とファンに報告。

また、猪狩はブログを更新し、「私はいつものように歩道を歩いていました。突然強い風が吹き、建物の大きな看板が倒れてくるのがわかりました。看板があまりに大きすぎてとっさに避けることはできませんでした。気付けば看板の下敷きになっていました」と、4月11日に起きた事故の様子を振り返り、救急車で病院へ運ばれたあと「緊急手術を受け、ICU(集中治療室)に入院しました。その後、HCU(高度治療室)を経て現在は一般病棟に入院中です」と、現在の状況を明かした。

負ったケガは「・瞼裂傷・頭部挫創・骨折(脚、肋骨、胸椎、腰椎)そして、・脊髄損傷その影響で両下肢麻痺。私は歩くことはもちろん、自分の力で脚を動かすことすらできなくなってしまいました」とし、「治る可能性は極めて低く、今後、車椅子での生活を余儀なくされました」とつづっている。

体調は良くなってきており、いまは「自立した車椅子生活を送れるよう毎日リハビリに励んでいます。退院は今から約3ヶ月後の予定です」とのこと。そして「状況を把握・受け入れるのに相当な時間が掛かりました。なんて伝えたらいいんだろう? 私も時間をかけて受け入れたのに、いきなり【脊髄損傷】という事実を文字にして伝えたとき、応援してくださっている皆さんに更に悲しい思いをさせてしまうんじゃないか…。自分自身が受け入れることに時間がかかったこと、ファンの皆さんに何とお伝えしたらいいか分からなかったこと、そんなことを考えていると、なかなか文章にまとめることができず、ご報告が遅くなってしまいました。ごめんなさい」とつづった。

また、主治医からの説明を受けたときの心境や、周囲の支え、そして事故を改めて振り返りながら、「脚が動かなくなっても、車椅子に乗りながらやりたいことはたくさんあります。仮面女子の曲を作詞したいです。ラジオや講演、司会など、お話する仕事をしたいです。生きている限り埼玉西武ライオンズの応援をし続けていきたい、野球のお仕事をしたいです。今回の事故を自分自身のために残すため、手記を本にしたいです。挙げればキリがありません。今までとは方向性は変わるけど、何かを発信していきたいという気持ちは何ひとつ変わりません。そして最終的にはやっぱり、これは“神様の存在”とか“奇跡”という言葉になってしまいますが、脚が元通り動くようになって【アイドルとしてステージで踊りたい】です。幸せなことに、待ってくれている人たちがたくさんいます。このことが私の最大の励みになっています。時間はかかるかもしれません。元通りは無理かもしれません。でも必ず笑顔で『久しぶり!』って元気な姿で皆さんに会いたいです」など、前を向いて、今後への思いをつづっている。

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