ジェット・リー、実写「ムーラン」参戦か

2018/04/14 09:27 Written by Narinari.com編集部

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ジェット・リー(54歳)が、ディズニーの実写版「ムーラン」出演に向けて交渉中のようだ。中国が誇る国際的スターの1人であるリーが、皇帝役での同作への出演に向けて交渉の最終段階に入ったとハリウッド・レポーターが伝えている。

まだ契約成立となったわけではないものの、悪役での出演が決定したコン・リーをはじめ、ディズニーによるキャスティング過程は現在順調のようだ。他にも先日には、ドニー・イェンが、主人公ムーランの師匠となるトン司令官を演じると報じられていた。

しかし、最終的にリウ・イーフェイに決定したムーラン役はとても難航したようで、格闘技のスキルと英語を話せることを条件に、関係者は5大陸を訪れ、1000人もの候補者と面談したという。

1998年に公開されたアニメーション映画では、ムーラン(ミンナ・ウェン)が徴兵を受けた年老いた父の代わりに女人禁制の軍隊に入り、男装した彼女は、守り神ムーシュー(エディ・マーフィー)と共に訓練を受け、知恵を使って侵略してきたフン族を撃退、隊長のリー・シャンと恋に落ちるというストーリーだった。

そのアニメ版では「リフレクション」や「闘志を燃やせ!」などの歌が印象的だったが、今回ニキ・カーロ監督がメガホンを取る実写版はほかのディズニーの実写化作品とは異なり、ミュージカルにはならないようで、カーロ監督自身が「分かっていることは、歌じゃなくて、子供が怖がるような感じってこと」と明かしている。

また、ウォルト・ディズニー・ スタジオ・モーション・ピクチャー・プロダクションのショーン・ベイリー社長によると、カーロ監督はよりガテン系なアプローチを目指しているようで、本人も「少女の格闘技物語」を考えていることを認めていた。

また、脚本はローレン・ハイネック、リック・ジャッファ、エリザベス・マーティン、アマンダ・シルヴァーらが執筆し、製作はクリス・ベンダー、ウィリアム・キング、ジェイソン・リード、J・C・スピンク、ジェイク・ウェイナーらが担当する予定だ。

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