“えろ屋”紗倉まな「私はダイコン演技」

2018/03/31 22:35 Written by Narinari.com編集部

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セクシー女優、作家、歌手などさまざまな顔を持つ“えろ屋”こと紗倉まなが3月31日、都内で開催された映画「最低。」Blu-ray&DVD発売記念イベントに出席。サインを求めるファンに笑顔で応えるとともに、映画「最低。」について語った。

映画「最低。」は紗倉の小説デビュー作を「8年越しの花嫁 奇跡の実話」「64ーロクヨンー」などで知られる瀬々敬久監督が映画化したもの。平凡な日常生活から抜け出そうとAV出演を果たした主婦・美穂(森口彩乃)、AV女優を天職だと信じて疑わない専門学校生・彩乃(佐々木心音)、元AV女優の母親に振り回される女子高生・あやこ(山田愛奈)――そんな境遇も年齢も性格も異なる3人のヒロインの運命、葛藤しつつも自分らしく生きようとする姿を力強く描いた物語だ。

紗倉は映画「最低。」Blu-ray&DVD発売に「普段は自分の作品は“18禁”にしか置かれていないので、普通に通りすがるようなコーナーに置かれていることがすごく嬉しくて。本当に感激しました」と笑顔を見せ、「私の本って結構雲みたいにフワフワと終わっていくシーンが多かったので、自分が醸し出したかった感触の映像を美しく撮ってくださっていて、私も映画館で観て爆泣きしちゃいました」とし、“最高の作品”に仕上げてくれた瀬々監督をはじめとするスタッフ・キャストに感謝の言葉を述べた。

ちなみに、原作者である紗倉が映画の中でもっとも好きなシーンは、彩乃がAV女優であることがバレるシーン。「私は学校で初めて(AV女優の)職業がバレたんですが、結構静かにことが済んだんです。でも、彩乃は“身バレ”して親とかにすごく責められて、修羅場的な展開になっていって。そのところが私にはグッと来ました」と自身の体験と照らし合わせながら語り、「自分はもともと根暗なので、自分の暗いものをたくさん投影できた」とも。

また、自身が映画に出演していないことについては「私はダイコン演技なんで出なくて良かったです」と謙遜。ただ、「“通りすがりの人”などでちょっぴり出演するかもしれない」などとは勝手に予想はしていたそうで、「(予想に反して)全スルーでした。『出てくるんじゃないか』と期待してくれていた人たちには申し訳ない気持ちがありつつ、嬉しい“裏切り”ができたという気持ちもあります」といたずらっぽく笑った。

映画「最低。のBlu-ray&DVDは発売中(発売・販売:KADOKAWA)。

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