「グレイテスト・ショーマン」応援上映が大盛況

2018/03/23 23:09 Written by Narinari.com編集部

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「レ・ミゼラブル」の熱唱で世界を泣かせたヒュー・ジャックマンが、「ラ・ラ・ランド」でアカデミー賞を受賞した才能溢れる音楽チームとコンビを組んで完成させたミュージカル・エンタテイメント「グレイテスト・ショーマン」。日本では2月16日より公開され、3月22日までの35日間で、動員250万人、興収35億円の大ヒットを記録している。そんな同作の“応援上映”が3月23日にスタート。東京・バルト9の様子をお伝えする。

鑑賞者からの多くのリクエストに応える形で実現した、映画本編の歌曲部分に英語字幕がのり、発声・拍手・手拍子・リズム・コスプレが可能な応援上映(全国一部劇場にて)。プライベートで鑑賞したというタレントのブルゾンちえみも「応援上映が一番合っている映画かもしれないですね」と期待を膨らませていたが、応援上映初日となる23日19時30分からの回には、シルクハットやステッキを持って、ヒュー・ジャックマン演じるバーナムのコスプレをした人や、髭を付けて、キアラ・セトル演じるレティになりきる人、ピンクの髪をした空中ブランコ乗りのパフォーマー・ゼンデイヤ演じるアンを完コピした人などが、準備万端の様子で映画館に集結した。

MCから観客に鑑賞回数に対する質問をすると、中には「11回」という強者も。そして、オリジナルグッズや、サイン入りポスターなどが当たる抽選会を実施すると、会場は熱気に包まれた。

いざ上映が始まり、マイケル・グレイシー監督が「ラ・ラ・ランド」製作チームに「スティーブ・ジョブズのように並外れた人物が舞台に登場する瞬間を待っている時のように感じさせる曲」というコンセプトを提示して出来上がった“The Greatest Show”が歌われると発声は鳴りやまず、色とりどりのサイリウムや、手作りの応援グッズが振られ、まさにそこは“地上最大のショー”と化した。

オープニングだけでなく、1曲1曲終わる度に会場に鳴り響く拍手。そしてゴールデングローブ賞主題歌賞を受賞し、アカデミー賞主題歌賞にもノミネートされ、さらにアカデミー賞の授賞式で圧巻のパフォーマンスを魅せ会場に集まったハリウッドスターや監督たちから盛大なスタンディングオベーションが贈られた“This Is Me”の場面になると、最高潮の盛り上がりに。さらに上映後にはスタンディングオベーションが起き、多くの観客が、なかなか席を離れられない様子だった。

応援上映を体験した観客からは「みんなで盛り上がる一体感が本当に楽しかったです」「映画の中に入っているみたいですごい楽しかったです」「1人で参加したのですが、周りの人が大きな声を出していたので、恥ずかしさを忘れて声を出せました。応援上映にピッタリな映画だと思いました」「映画を観ているというよりもショーを観ている感じでした」と興奮の声が聞かれた。

ヒュー・ジャックマンが「我々は、観客が席に着いたときよりも上機嫌で劇場を出てほしいんだ。『グレイテスト・ショーマン』はまさに人生に対してハッピーになれる映画だ」と語っているだけあって、通常以上にハッピーになれる応援上映は、日本だけでなく世界各国で行われている。

先日、イギリスで行われた際には、ジャックマンがサプライズ登壇し、「皆さんのおかげで映画も世界中で大ヒットです。ショーはまだまだ続くよ!準備はいいかい?」と観客を盛り上げた。日本でも、まだまだ“グレイテスト・ショー”を体感して、感動の輪が広がっていくことは間違いなさそうだ。

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