「メアリと魔女の花」米林監督が熱いメッセージ

2018/03/20 10:30 Written by Narinari.com編集部

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スタジオジブリを退社した米林宏昌監督と、ジブリ作品の「思い出のマーニー」を手がけた西村義明プロデューサーがタッグを組み誕生した、アニメーション制作会社「スタジオポノック」の第一回長編アニメーション映画「メアリと魔女の花」。このたびブルーレイ・DVDが発売となったことにあわせ、監督からも熱いメッセージが到着した。

本作のたくさんある魅力のひとつとして、まず、摩訶不思議な魔法世界を舞台に“ワクワクドキドキ”の大冒険がダイナミックに描かれていることが挙げられる。米林監督は「上に行ったり下に落ちたり、走ったりよじ登ったり、たくさん動く作品にしました。(メアリは大変だっただろうけど…)メアリと一緒に不思議な世界でドキドキの冒険をお楽しみください!」と、作品の持つ躍動感溢れるエンターテインメント性をアピールした。

また、トリビアとして「制作が追い込みになったときに、僕が自分で描いた作画がいくつかあります。動物がシャボンの池にボチャボチャ落ちる作画。メルキスの手が柱を握ったときの動画など…顔の傷もいくつか描きました」と、監督自らが作画を担当したシーンを披露。

さらに「実は声の出演もしています。探してみてください」と教えてくれた。ブルーレイやDVDで米林監督の作画やアフレコのシーンを探すのも面白そうだ。

勇気を出して失敗や困難に立ち向っていくメアリの成長が描かれ、多くの共感を呼んでいる「メアリと魔女の花」。だからこそ米林監督は、勇気が出ないと思ってなかなか行動に移せない人に「メアリと同じように、先はわからなくてもとりあえず最初の一歩を踏み出そう、なんて思ってもらえたら嬉しく思います」と熱いメッセージを贈る。

本作は、禁断の“魔女の花”の力で魔女となった少女メアリの奇想天外な大冒険と、やがて“小さな勇気”を持って自分の力で失敗や困難に立ち向う姿を、米林監督ならではの表現力と演出で描いた“出会いと希望の物語”。監督が、最も得意とする精緻で美しい背景美術と、圧倒的なアニメーションの数々で、巨匠・宮崎駿監督のもと、スタジオジブリで培った技術と志のすべてを賭した、あらゆる世代の心を揺さぶるエンターテインメント超大作だ。

ワクワクドキドキの大冒険と、失敗や悩みに自らの意志で変わる“出会いと希望の物語”「メアリと魔女の花」は、3月20日にブルーレイ(5,800円/税別)、DVD(4,700円/税別)、コレクターズ・エディション(4K Ultra HD+ブルーレイ/数量限定//12,000円/別)発売、デジタル配信中。

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