杉咲花、佐藤二朗、渡辺えりが、映画「メアリと魔女の花」ブルーレイ・DVD発売のテレビCMに出演。そのメイキング映像（//www.youtube.com/watch?v=kQwDNnmS9NE）が解禁され、3人からコメントが到着した。

解禁となったのは、主人公メアリ役の杉咲と、メアリが入学するエンドア大学のほうき小屋の番人フラナガン役を演じた佐藤、そして、メアリを支えるバンクス役を演じた女優の渡辺が出演し、作品の見どころを語り合うテレビCM（//www.youtube.com/watch?v=H15l4Imp7g8）。このCMは、抽選で選ばれた約20人のファンも参加した限定公開収録で、様々な質問に3人が答えるというコメンタリー形式で撮影された。メアリが持つ健気さや強さについて、作品についての熱いトークを繰り広げる杉咲、佐藤、渡辺の、真剣ながらも優しい表情が垣間見えるCMに。実際、撮影現場は終始笑いが絶えず、楽しく穏やか雰囲気がメイキング映像に収められている。

杉咲はCM収録を振り返り、「（お客様を前に）とても不思議な感じでしたし、始まる前は緊張もありましたが、二朗さん、えりさんとご一緒だったので、緊張もほぐれて楽しく収録させていただきました。お二人の話を聞きながら、映画って、観る人によって全然観方が違うんだなって。好きなポイントだったり、自分ではあまり注目していなかったシーンに新しい発見があったり」と笑顔。

また、佐藤は「僕も多少の緊張はあったんですけど、えりさんのおかげで、ファミレスにいるような気分で（笑）。それに台本があるわけではないので、完全にドキュメンタリーですよ！（笑）。花ちゃんは、メアリと同じでまっすぐな意見を言っていたし、えりさんは知識豊富でとても深い部分まで観ていらっしゃる。お二人の言葉を聞いて、もう一度（作品を）観たくなりましたね」と、改めて作品の良さを感じたという。

そして、渡辺は「こうした収録は初めてですね。でも、同じ映画を町内会の仲間と一緒に観て、好き放題言い合っているような雰囲気で楽しかったですね。例えば、フラナガンって何の動物なのかなって……。アライグマなのか、サルなのか、タヌキなのか。二朗さんは、ネズミだっておっしゃっているけれど……」と、珍しい公開収録スタイルを楽しんだ様子だ。

なお、このCMは3月19日より、全国でオンエアされる予定だ。

本作では、自分の力で失敗や困難に立ち向っていく少女メアリの心の成長が丁寧に描かれている。杉咲は「メアリは自分のことを信じているし、相手のことも信じている。だからこそ、どんな魔法よりも強くなれたんだと思います。やっぱり、信じることって大切ですし、どんな気持ちよりも、人を強くしてくれるんだと『メアリと魔女の花』から教えてもらった気がします。とても希望が詰まった作品ですし、私自身も自分を信じて、もっともっと挑戦を続けていきたいです」と、メアリに自身を重ねた。

佐藤は「メアリはどこかおっちょこちょいで、自分でも『うまくいかないな』と悩んでいる主人公ですよね。でも、そんなメアリのコンプレックスが、物語の中では逆に武器になることもある。そういった経験を通して、前向きになれるというお話だし、生活や環境が変わる時期にこそ、『自分の弱点が、良いほうに転がることもある』と気づけるのはいいことですね。ぜひ、『メアリと魔女の花』を観ていただいて、一緒に頑張りましょう！」とメッセージを贈る。

さらに渡辺も「一度失敗したって、何度でもやり直せるし、再生できる。そんなメッセージがあり、隅々に愛が広がっている作品なので、誰もが楽しめると思います。メアリも赤い館に引っ越してきて、最初は不安な気持ちもあるんですけど、新しい環境は新しい自分になれるチャンスでもあると思います。だから、心機一転“なりたい自分”を演じてみるのもいいと思いますよ。と言っても、それは簡単なことで、例えば『おはよう』『ありがとう』って自分の思いを伝えるだけでもいいんです。メアリもそうですよね」と、メアリのように「新たな一歩」を踏み出そうとしている人たちへエールを贈った。

「メアリと魔女の花」は、3月20日にブルーレイとDVDで発売、先行デジタル配信中。WEB限定のCMも3月22日より公式サイトで公開する。