一般社団法人デジタルメディア協会は3月12日、優秀なデジタルコンテンツの制作者を表彰する「デジタルコンテンツ・オブ・ジ・イヤー '17 第23回AMDアワード」の授賞式を開催。人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズが功労賞を受賞し、ゲームデザイナーの堀井雄二氏がスピーチを行った。

30年以上にわたり、多くのファンを楽しませてきた人気RPG「ドラゴンクエスト」。今回の賞は、漫画家の鳥山明氏、作曲家のすぎやまこういち氏らと共にこれまでの長きにわたって人気ゲームを世に送り続けてきた功績が讃えられた。

その生みの親である堀井氏は、「思い返せば、第1作目を制作したときには、とても30年以上続けるとは夢にも思っていなかった」と当時を振り返るり、「ドラクエIIIで社会現象になり、次回作を期待されながらこれまで30年以上やってきたが、このゲームをこれまで作らせてくれたファンの皆さんに対して感謝の気持ちでいっぱいだ」と語る。

そして「昨年発売した11作目は、（ドラクエの）集大成のようなゲームになっており、大変好評だ。これからもがんばっていきたい」とスピーチを締めくくった。