アリシア・ヴィキャンデルが、最新主演作「トゥームレイダー ファースト・ミッション」における女性役の欠如を嘆いた。リブート版となる同作で人気のゲームキャラクター、ララ・クロフトを演じているアリシアは、強い女性が主役であることに感激している一方で、他の出演者の大多数が男性であることにガッカリしているという。

英「ザ・ワン・ショー」に出演した際、司会のアレックス・ジョーンズが今回の新作で女性の登場キャラクターが少なかったことに落胆したと口にすると、アリシアは「クリスティン・スコット・トーマスと仕事をさせてもらえたし、彼女は素晴らしい女性だわ。でもそうね、私もその意見には賛成だわ。島にいた時、『あんまり女性がいないな』って思っていたの。女性がいないか探し回ってたくらいよ」と答えた。

2001年と2003年のオリジナル作でアンジェリーナ・ジョリーが演じたその役を引き継ぐことになったアリシアだが、アンジェリーナと張り合うことは不可能だとして、マネをしないように心がけたと先日明かしていた。

「アンジェリーナがやったことには張り合えないわ。彼女がアイコンそのものだから、ララは1人のアイコンになれたの。でも今回のは捉え方が違って、何年か前に発売されたゲームに焦点を置いたリブート版なのよ」
「原点を辿るストーリーなの。だから彼女の作品をコピーしようとか、再び作り上げようといったことではないの」

いよいよ公開が近づいていることを楽しみにしているというアリシアだが、当初は出演も迷っていたそうで、「最初に話を持ちかけられた時は疑問を抱いてたの。すでにやったものをなんでまたやりたいんだろうってね」「うちの母にその話をしたときだって、母はすぐに『ああ、アンジェリーナ・ジョリーの映画ね』って言っていたわ。彼女は素晴らしかったものね」と明かしていた。