中井貴一、ドラマオファー8回断ったワケ

2018/03/11 11:55 Written by Narinari.com編集部

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俳優の中井貴一(56歳)が主演を務める連続ドラマ「記憶」(フジテレビONE/TWO/NEXT×J:COM共同制作/3月21日スタート)の制作発表が3月9日、横浜迎賓館にて開催され、メインキャストによるトークイベントが行われた。

フジテレビの西山喜久恵アナの司会によりスタートしたこの日のイベント。主演の中井、優香、松下由樹、泉澤祐希、今田美桜の5人のメインキャストが登壇し、自ら演じる役どころや見どころについて話し、挨拶した。

中井は「最初にオファーを断ろうとしていた?」との質問に「8回ぐらい断りました(笑)。内容を読ませて頂いて、生半可な気持ちで携わってはいけないドラマだなと思い、スケジュールもなかったですし、器用な方ではないので、生半可な気持ちでやったら失礼になるからやらない方がいいです、とお断りしたのが8回ぐらいです(笑)。それでもプロデューサーが言ってくださって、役者がそれだけ乞われるのはありがたいことですし、最終的にはやらせていただくことにしました」とコメント。

「記憶」の撮影は順番通りに撮影していく“順撮り”にこだわって進められたが、この点については「8回お断りして9回目にお会いした時に、『やります、ただ条件がある。順撮りにして欲しい』と。12話もうできていたので、スケジュールによって先に10話目を撮って、というようなことができるのですが、この作品は順番に撮っていったほうが感情が自然に入った方が成功するのでは? と申しました」と、その理由を明かした。

また、撮影裏話として、寒い現場に中井からラーメンの差し入れがあったとの話になると、「その日が大雪が降った日だったんですよ。そんな日にあたたかいラーメンの差し入れが来て、なんて天使なんだろうと思いました。本当にみんな喜びました」と振り返る優香。

そんな寒い現場で、今田の衣装がセクシーだったと男性スタッフの間で話題になったそうで、今田は「すごくタイトな衣装が多くてストッキングも薄くて寒かったです。(衣装さんに)ワンピースを裏起毛にしてくださったりしました」と見えないところでの苦労を語った。

最後に、作品のテーマにちなみ「もし記憶がなくなってしまうとしたら、これだけは忘れたくない記憶は何ですか?」との質問が出ると、中井は「そうなったら潔くすべて忘れてもいいかなと思いますが、自分が生きていたことは覚えていたいですね」と回答。泉澤は「中井さんに出会えた記憶というのは忘れたくないですね」と語るも、中井から「嘘っぽいな」とツッコまれていた。

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