マーベル「シルバーサーファー」が単独映画に

2018/03/02 07:00 Written by Narinari.com編集部

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「シルバーサーファー」の映画がフォックスで製作されているそうだ。

昨年12月、マーベル・シネマティック・ユニバースの権利を持つウォルト・ディズニー・カンパニーは、21世紀フォックスを524億ドル(約5兆6000億円)で買収しており、その際全株式の取得のほか、フォックスの抱える137億ドル(約1兆4000億円)の負債を含めたその他の資産を獲得していた。

現在フォックスは「デッドプール」「X-MEN」「ファンタスティック・フォー」などのマーベル作品の権利をいくつか所有しており、ディズニーからの買収後も、さらなるスピンオフ作品の製作に取り組んでいるという。

ハリウッド・レポーターによると、コミックライターのブライアン・K・ヴォーンが現在「シルバーサーファー」の脚本を執筆しているようだ。

シルバーサーファーはマーベル・コミックの黎明期に登場し、「ファンタスティック・フォー」シリーズのコミックで活躍している。もともとはギャラクタスのために働き、餌となる生物がいる星を見つけるために宇宙を旅していたが、地球へたどり着くと、ギャラクタスによる世界の破壊を止めようとするファンタスティック・フォーに協力することになった。このストーリーは2007年公開の「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」に登場したが、ファンは家族向けなストーリーに失意の念を表していた。

最近、マーベル・コミックの原作者であるスタン・リー(95歳)は、シルバーサーファーの単独映画を観たいと話していたところだった。

「シルバーサーファーは、私がもっと観てみたいキャラクターの1人なんだ。私が携わった登場人物の中で、最も冷静なキャラクターだからね。そして自分のカメオ出演のアイデアもあるんだ」

今年、フォックスにはライアン・レイノルズ主演の「デッドプール」の続編と「X-MEN: ダーク・フェニックス」の2本の映画が控えている。チャニング・テイタム主演予定の「ギャンビット」はまだ監督が未定だが、ホラー志向の「ニュー・ミュータンツ」は来年2月に公開される予定だ。

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