岡田結実「まさか宇宙事業に関わるとは」

2018/01/31 17:11 Written by Narinari.com編集部

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芸能事務所のオスカープロモーションは1月31日、宇宙エンターテインメント事業への参入を発表した。2020年完成を目標に、360度カメラと通信アンテナを搭載して、誰でも宇宙空間のVR体験が楽しめる超小型宇宙TOY「ENJOY ONE」を開発する。また、サイエンスコミュニケーターにタレントの岡田結実(17歳)が就任した。

同じくプロジェクトのサポーターに就任した「男劇団 表参道X」のメンバー4人と共に発表会に登場した岡田は、宇宙空間をイメージしたきらびやかな衣装で登場。岡田は今回の就任について「まさか自分が芸能界に入って宇宙事業に携わることができるとは」と驚いた様子。すでに宇宙に関する勉強を始めているそうで、「もっと宇宙に近づけるようにがんばりたい」と意気込みを語った。

会場には、手のひらに乗るほどの大きさの宇宙TOY「ENJOY ONE」の実物が登場。プロジェクトではこれに様々なものを搭載して宇宙に放出することで、普段は遠いと感じる宇宙を誰でも楽しめる身近な“遊び場”にすることを目指すという。

司会者から「このENJOY ONEでどんなことをしてみたいか」を問われると、岡田は「ENJOY ONE」が役目を終えると地球への落下時に燃え尽きてしまうことを踏まえて、「この儚さを利用したら(落下時の熱で)料理ができるのでは。お芋が大好きなので、生のお芋を載せたら(地球に落ちてきたときに)焼き芋ができるんじゃないかな。宇宙風味の焼き芋ってすごくないですか?」と提案。

この不可能とも思える“宇宙クッキング”の提案に対して、会場に同席した研究者から「芋の形に合わせてぴったりの耐熱・耐衝撃ケースを作れば、地球に落ちてきたときにホカホカの焼き芋になっているのでは」と賛同する意見が出されると、岡田は興奮した様子で「食のレパートリーが増えそう!夢が広がりますね!」と語っていた。

なお、このプロジェクトは「みんなの宇宙(そら)プロジェクト」という名称で、オスカープロモーションのほかに財団法人宇宙システム開発利用推進機構、オフィスK、ヤマウチテックス、ワープスペースの5社で共同事業として実施。「ENJOY ONE」はその第1弾ミッションとして展開する。

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