東京ディズニーランド“開園日”の様子

2018/01/06 15:23 Written by Narinari.com編集部

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史上最大の祭典「東京ディズニーリゾート35周年“Happiest Celebration!”」が、いよいよ2018年4月15日からスタートする。2019年3月25日までの345日間、さまざまな企画やイベントが目白押しのスペシャルな1年となるが、その祭典が始まるまでちょうど100日を切った。そこで、東京ディズニーリゾートのすべての始まりである1983年4月15日、東京ディズニーランドの開園日当日の様子を振り返っておこう。

1983年4月15日、当日の朝5時の天気予報は雨のち曇り。雨が降る中、パークのゲート前には約3000人のゲストが期待に胸を膨らませて並んでいた。一番乗りのゲストは、2日前の4月13日から並んでいたという、埼玉県から来た大学生の男性。8時25分、ドラムロールが鳴り響き、たくさんの報道陣が見守る中、ワールドバザール中央でテープカットセレモニーが行われた。もちろん、ミッキーマウスやミニーマウス、ドナルドダックなど、ディズニーの仲間たちも、この歴史的瞬間の大切な一員だった。

8時45分、開園宣言と同時に報道陣のフラッシュが一斉にたかれ、盛り上がりは最高潮に。9時00分、東京ディズニーランドがいよいよ開園。傘をさしたり、雨具を身につけたゲストが、歓声を上げながらパークに入園した。キャラクターと記念撮影をしたり、お目当てのアトラクションに向かったりする姿が、今と変わらず繰り広げられていた。

当時のガイドマップを見てみると、現在のガイドマップとはずいぶん印象が異なっている。ガイドマップも日々改良されており、ここにも時代の流れを感じることができる。まだ「クリッターカントリー」や「トゥーンタウン」はないが、現在も親しまれているアトラクションもたくさん。その一つが「イッツ・ア・スモールワールド」だ。実はこのアトラクション、開園日に一番多くのゲストが利用したアトラクションでもある。なお、「イッツ・ア・スモールワールド」は現在クローズ中だが、35周年のイベント開始と同じ4月15日にリニューアルオープンする予定だ。

14時00分、マーチングパレードがスタート。小雨が降る中、小学校や大学、そして社会人による合計12のバンドが参加したマーチングパレードが盛大に繰り広げられた。夕方頃には、ワールドバザールのショップもお土産を購入するゲストで大賑わいだったようだ。

22時00分、パークは閉園時間を迎え、ゲストは名残惜しそうにゲートを後に家路につき、歴史的な一日は幕を閉じた。

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