世界最高峰視野角“くの字”型VR HMDを体験

2017/12/22 20:59 Written by Narinari.com編集部

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12月22日、セガ新宿歌舞伎町(東京・新宿区)2階に「StarVR」体験エリア「SEGA VR AREA SHINJUKU」がオープンした。世界最高峰の視野角を誇り、高解像度のディスプレイを採用したハイエンドなVRヘッドマウントディスプレイ「StarVR」。その実力はどれほどのものなのか、さっそく体験してみた。

「StarVR」は、STARVR CORPORATION(StarbreezeとAcerの合弁会社。本社は台湾)のVRヘッドマウントディスプレイ(VR HMD)。現在、日本市場で販売されているVR HMDの視野角は100〜120度程度だが、「StarVR」は左右に独立した有機ELディスプレイパネルを搭載することで人間の視野角にもっとも近い広視野角(210度)を実現。また、2560×1440の2.5K解像度の有機ELディスプレイパネルを左右に搭載することで、5K解像度の美しい映像でVR体験を楽しむことができる。ハリウッド映画のCG撮影でも使用されているトラッキングシステム「ハイスピード・トラッキングシステム」を採用し、“VR酔い”の原因ともなっている速い動作での映像の乱れを抑制、滑らかな動きを実現している点も注目だ。

今回の体験したのは、ハリウッド映画が題材の「JHON WICK CHRONICLES」と「THE MUMMY PRODIGIUM STRIKE」の2種類のシューティング型アクションゲーム。

「JHON WICK CHRONICLES」は主人公ジョン・ウィックになり、銃で敵を次々と倒していくシンプルなガンアクション。一方、「THE MUMMY PRODIGIUM STRIKE」も銃を使ったガンアクションだが、こちらはヘリに乗ったまま地上のゾンビを攻撃したり、地上に降りて攻撃したりと戦闘パターンが豊富で、エンディングも2パターン用意されているため、どちらか一方をプレイするならば「THE MUMMY PRODIGIUM STRIKE」を断然オススメしたい。プレイ時間はともに10分弱だ。

背後にいる敵の気配を感じたり、足元から突然襲ってくる敵を避けたりと臨場感も抜群で、広視野角・高解像度であることがより没入感を高めてくれ、コンテンツ次第ではさらなる力を発揮してくれそうな期待を感じた。プレイ料金はそれぞれ1,200円と決して安くはないが、最先端のVR HMDがどのようなものなのかを実体験するだけでも十分価値はあるだろう。



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