女優の常盤貴子が、12月16日に放送されたバラエティ番組「ギリギリ昔話」(フジテレビ系)に出演。ファンの間では、常盤が出演していたことは“黒歴史”と語られることもある、伝説の深夜番組「殿様のフェロモン(殿フェロ)」(フジテレビ系)について言及する一幕があった。

番組ではこの日、フジテレビの過去のドッキリ番組を振り返る流れで、「私が新人の頃に、まさにここフジテレビさんで出させていただいていた『殿様のフェロモン』っていう番組はそれ(ドッキリ)ばっかり」と語り始めた常盤。
そして「もーーーーう、今でも思い出したくない。本当にひどい番組だった」と語るなど、強烈に嫌な記憶として常盤の脳裏に焼き付いているようだ。
そんな「殿様のフェロモン」のドッキリの具体例としては、「オープニング、私がタイトルコール言わせていただいてたんですね。『きょうは中継先が繋がってます。じゃあ中継先に繋ぎまーす』って、繋がったら私の実家の真ん前なんです。信じられないでしょ?」と、今では考えられない企画内容。これにはスタジオの一同もビックリだ。
“実家中継”では「明らかに私の家だってわかる。全部、ご近所さんも全部映って」と、モザイクをかけるなどの配慮は一切なかったそう。このドッキリの話をしたあと、常盤は「すごい番組だった……」と漏らしていた。
「殿様のフェロモン」は1993年10月から1994年3月まで放送されていた過激な深夜番組。常盤のほか中山秀征、今田耕司、八木亜希子アナ(当時)がMCを務め、ナインティナイン、よゐこ、極楽とんぼ、光浦靖子などがレギュラー出演していたが、「ハケ水車」に代表される低俗企画を連発し、問題視されることも少なくなかった。