12月6日、ザ・プリンスパークタワー東京(東京・港区)で第1回「ロシアグルメ週間」(主催:ロシア輸出センター)が開催された。


2015年に創設された「ロシアグルメ週間」は、これまで中国やベトナム、インド、アラブ首長国連邦などで開催。ウォッカ、キャビア、バイカル湖の飲料水、菓子、ハチミツ、茶、肉食品、健康食品など、さまざまなロシア食品が一堂に会するBtoBの食品見本市だ。


主催者であるロシア輸出センターのAndrey Arhipov氏は、記念すべき日本初開催に「日本の方々のロシア食品への強い関心を感じられました。先はまだまだ長いですが、間違いなく貴重な第一歩を踏み出せたと思っています」と手応えを得た様子。「ロシアと日本の貿易促進への課題はまだまだ多い」としつつ、「今後はより積極的に情報発信・交換を行い、お互いの理解を深めながら、ロシアと日本の貿易を活性化させていきたい」とコメントした。


なお、「ロシアグルメ週間」は年1回のペースで日本開催していく予定だが、来年はロシア・ワールドカップイヤーということもあり、「ロシアを訪れる日本人観光客にもロシア食品をアピールしたい」とも。具体的なプランは明かさなかったものの、イベントの企画・準備を進める意向を示した。


☆ロシア輸出センターとは……
プーチン大統領の提案により設立された公的機関。ロシア輸出銀行とロシア輸出保険銀行の協力のもと、ロシア企業の輸出を促進するため、海外進出企業の支援活動を行っている。