メル・ギブソン、映画界のセクハラ噴出に持論

2017/11/27 06:35 Written by Narinari.com編集部

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メル・ギブソンは、ハリウッドスターや監督のセクハラ疑惑が続々と明るみに出ることは、映画界の“変化の兆し”だと考えているという。

ギブソンは、ハーヴェイ・ワインスタインやケヴィン・スペイシーのセクハラ疑惑は映画業界を震撼させるものだと考えているそうで、ガーディアン紙に「映画業界はちょっと混乱している。影のかかっていたところにライトが当てられて、健康的だと思うよ。痛みを伴うけど、それは変化の兆しだと思うね」と語った。

ワインスタインには30年間で50人の女性に対するセクハラ疑惑があり、この疑惑が明るみに出てから、ワインスタインは自身の会社であるワインスタイン・カンパニーから解雇され、妻のジョージア・チャップマンとも別離している。

さらにワインスタインは全米製作者組合(PGA)から永久除名され、映画芸術科学アカデミー(AMPAS)からも追放された。

PGAは文書の中で「最近報道があったように、我々はハーヴェイ・ワインスタイン氏のメンバーシップについて無記名投票を行いました。いかなる制裁措置がとられる場合もPGAのメンバーには15日前に通告がなされ、我々は、ワインスタイン氏が自らPGAのメンバーシップを辞退するという通知を受けました」「広く報道され続けているワインスタイン氏の行為について、PGAの理事会は無記名投票を行いワインスタイン氏の永久除名処分を可決しました。この前例のない措置は、ワインスタイン氏の何十年にも及ぶセクハラ行為についてPGAがどのように受け止めているかを反映しています」と発表していた。

一方でワインスタインは一連のセクハラ疑惑を否定している。

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