セカオワSaoriの初小説、早くも重版決定

2017/10/31 20:34 Written by Narinari.com編集部

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文藝春秋は10月31日、28日(土)に発売したSEKAI NO OWARIのSaoriこと藤崎彩織の小説「ふたご」の重版が決定したと発表した。累計発行部数は10万部となっている。

「ふたご」は藤崎が構想から5年の歳月をかけて書いた初の小説。主人公・夏子と、やがてバンドを組むことになる先輩・月島をめぐる、瑞々しい青春小説だ。初版5万部でスタートしたが、週末の売行きが全国的に好調で、週明けの昨日、2刷5万部を決定した。

Saoriはこの小説について、「書こうと決めてから五年もの月日がかかってしまいましたが、ようやく初小説を出版することが出来ました。登場人物と同じように苦しみ、泣き、叫びながら書き上げました。今は鍵盤とふたごのモチーフに彩られた装丁を見ながら、この本が色んな方の手に渡れば良いなあと願っております」とコメントを寄せている。


☆「ふたご」内容紹介

いつも一人ぼっちでピアノだけが友達だった中学生の夏子と、不良っぽく見えるけれども人一倍感受性の強い、高校生の月島。彼は自分たちのことを「ふたごのようだと思っている」と言うが、いつも滅茶苦茶な行動で夏子を困惑させ、夏子の友達と恋愛関係になり、夏子を苦しめる。
それでも月島に惹かれる夏子は、誘われるままにバンドに入り、彼の仲間と共同生活を行うことになるのだが……。
自分ひとりでは何もできなかった少女が少年に導かれるままに成長し、自らの力で居場所を見つけようとする姿を描いた、感動の物語。

の売行きが当初の予想を大幅に上回り、重版を決定。累計発行部数は10万部となりました。

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