平野ノラ&ひふみん、札束の雨にぶっ飛ぶ

2017/10/16 15:48 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


お笑いタレントの平野ノラ(38歳)と、“ひふみん”こと将棋界のレジェンド・加藤一二三(77歳)が10月16日、都内で行われたトム・クルーズ主演最新作「バリー・シール/アメリカをはめた男」の公開直前イベントに登壇。200億円風の札束の雨にぶっ飛んだ。

大勢のマスコミ陣がイベントスタートを待ちわびる中、アメリカ史上最もぶっ飛んだ男、バリー・シールの壮絶な人生が描かれる本作にちなみ、本作の“ぶっ飛び宣伝隊長”に就任した平野が登場。持ち前の真っ赤なボディコンスーツに、劇中のバリーをイメージしたサングラスをかけてクールに現れ、「ギロッポンからシルビア飛ばしてきました!バブリー芸人のゲロまぶい平野ノラです。ヤッピー!」と挨拶をした。

“ぶっ飛び宣伝隊長”として本作のCMにも出演している平野。その時の撮影について問われると「撮影は本当に楽しくて、ノリノリイケイケでやらせてもらいました!でも、いつも声を酷使しているからか最近ずっと擦れ声で、いい“おったまげ〜”待ちになってしまい…、でも最終的には最高の声が出ましたので是非チェックしていただければと思います!」と自信満々だ。

ここへさらなるぶっ飛びゲストとして、バリー・シールとほぼ同年代であり、バリーに負けないほどのぶっ飛び伝説を数多く持つひふみんが登場。ひふみんは「とても素晴らしい映画のイベントにお招きいただきまして、大変喜んで、張り切っております。どうぞよろしくお願い致します」と笑顔で挨拶した。

さっそくMCから映画を観た感想について問われると、平野は「とにかく“ぶっ飛び”という言葉が一番似合う!頭からラストまで一回も瞬きしませんでしたね。ずっとハラハラドキドキで、これが実話だと聞いて面白いなと思いました!」、ひふみんは「魅力的な映画ですが、映画のテーマが私が興味を持っているラテンアメリカでして、大変喜んで観させていただきました」とそれぞれコメント。

また、バリー・シール役を演じるトム・クルーズが本作においても身体を張ったスタントに挑戦していることについて、平野は「トムと言ったら空だし、空と言ったらトムだよね!天才パイロット役ということで、危機迫る操縦シーンがずっと続くんですよ…。トムとは、いつかバブリーな放物線を描きたいと思いました」、ひふみんは「普通だったらですね、離陸距離が短いところでは飛べないはずなのにですね、劇中で順調に飛び上がっていくところは興奮しましたね」と、二人ともトムの操縦スキルにうっとりした様子。

ここで、本作で来日が叶わなかったトム・クルーズに連絡を取ってくれるという平野。慣れた手つきで得意のショルダーフォンから「しもしも〜? トム・クルーズ?」と呼び出すと、「どうしたの? 今日これない? OKバブリー、伝えとく!トム、今日は来れないけど『俺の操縦さばきに惚れるなよ』だって!」と渾身のネタを披露し、会場は笑いの渦に包まれた。

また、劇中のぶっ飛んだ実話にちなみ、自身のぶっ飛びエピソードについて問われたひふみんは「10年前に後輩の棋士と対局していた時の話ですがね、昼休みのときに対戦棋士のカードを見たら『本日の棋士は体調不良のために来れません』と書いてありまして! だから、今闘っているのは誰なんだ!と思いましてね、驚きましたね。これは将棋界で初めて起きた出来事だと思いますね!何よりお昼まで全く気づかないということがですね、『おったまげ』ますよね」と、平野のネタに絡めながらお茶目に明かした。

続けて、総額約200億円もの巨万の富を手にしたといわれているバリーにちなみ、自身が200億円を手にしたらと問われると、平野は「世のため、人のために使いたいので…、みなさんに肩パッドをあげていきたいですね!」と、平野らしいバブル感溢れた願望を明かし、一方ひふみんは「わたしはですね、標準的なマンションを買いますね。そして孫のために少しお金を残しますね。それから、貧しい人のために1億円くらいは寄付しますね。それでアルゼンチンに旅行しますね!」と夢いっぱいにコメント。MCに「みんなの事を考えた平野さんに比べて、加藤さんは意外とケチですね!」とツッコまれ、ひふみんが照れたように笑うと会場はまたもや笑いに包まれた。

そんなぶっ飛んだ二人は、自身の200億円ゲットの夢をめがけて、今回、ぶっ飛びミッションに挑戦することに。運と度胸で一攫千金、200億円のお札が舞うぶっ飛びミッション“ぶっ飛び危機一髪”と題したゲームの内容とは、会場に用意された樽に二人が交互に剣を刺していき、見事当たりに的中すると200億円ほどの大量のお札をゲットできるというもの。

まずは平野が一刀目に挑戦。しかし、残念ながらはずれに…。そしてひふみんも挑戦するも同じくはずれ…。続けて同じ順番で二刀目に挑戦すると、なんとひふみんで見事当たりに的中。会場にはクラッカーがはじけ飛び、上空からは大量のドル札束が。これには平野も思わず両手を広げ、「バブリー!ぶっ飛びー!」と狂喜、ひふみんも驚愕した。

ゲームに勝利できなかった罰として、恥ずかしい写真を披露されることとなってしまった平野。公開された写真は真っ赤な着物に身を包んだ子供のころの平野の姿で、「傷心中の時に一人で京都旅行に行ったんですよ。失恋して愁いを帯びた自分を残しておこうと、あんみつ姫で綺麗に写真を撮ってもらうことにしたんですけど、仕上がりがこれだったので…何もなかったかのように帰りましたね、はい」と悲しげにコメント。そこへひふみんが「これはとてもお美しくて、とても優雅で、素敵ですよね。これは唯一無二の記念すべきお写真ですね」とフォローを入れ、会場は和やかな雰囲気になっていた。

さらに、本作が公開される10月21日土曜日の前日、10月20日は平野の誕生日ということで、サプライズプレゼントとして“ぶっ飛び”とひふみんの将棋にかけた“飛車ケーキ”をプレゼント。ひふみんも平野のためにバースデーソングを生披露した。

突然のサプライズに驚いた様子の平野は「ひふみんのバースデーソングの“トゥーユー”の発音が素晴らしいですね!それにこのケーキ飛車ですよ!」と喜びをあらわにすると、ひふみんは「“飛車”はですね、駒のなかではですね、華麗に大活躍をする大駒なんですよ。もうすぐ誕生日を迎えるノラさんに、もっともふさわしい駒だと思いますね」と笑顔でコメントした。

最後に、ひふみんが「映画のなかでですね、主人公がとても家族思いでして、常に妻と子どもたちのことを気遣っていることに感動しましたね」、平野が「トム・クルーズ史上一番ぶっ飛んだ映画だと思いますし、バブリーなシーンが多くて最高だと思いましたね!今まで観てきたなかで、実話とは思えないくらいおったまげ〜な男だったので、是非皆さんにも観ていただきたいと思っています!」とそれぞれが映画の見どころを熱弁。二人のぶっ飛び〜な発言の数々で和やかな雰囲気に包まれたイベントは大盛り上がりのなか幕を閉じた。

映画「バリー・シール/アメリカをはめた男」は10月21日より全国ロードショー。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.